コンセプトは「学术喫茶」。お客様にお休みいただきながら、学问の面白さに触れていただく休憩所的スポットです。お気軽にお立ち寄りください。
雰囲気は、学园祭の教室展示。テーマは、古今东西の「九尾の狐」。教员や学生が常驻し、お客様とパネル展示の図像や动画を见つつ、九尾の狐について気軽に雑谈をします。
「九尾の狐」はアジア共通の伝統的キャラクターです。日本語ではキュウビノキツネ。中国語では“九尾狐”(ジウウェイフー)。韓国語では“???” (クミホ)。英語では“nine-tailed fox”。日本では、那須の殺生石の説話が有名ですね。
九尾の狐は、叁千年のあいだ、アジアを駆け巡ってきました。昔の书物や芝居だけではありません。现代の日本や中国、韩国では、漫画やアニメ、テレビドラマなどで九尾の狐の新しいキャラクターが続々と诞生しています。いにしえの玉藻前(たまものまえ)は十二単(じゅうにひとえ)姿の贵妇人でしたが、现代の漫画『非人哉』(ひとにあらざるかな)では罢シャツに短パンのカジュアル女子です。まさに、古今东西、逍遥自在、雅俗混交、不羈奔放!
「大学って、どんなところ?」「大学の人と、気軽に雑谈をしてみたい」というかたも、単に腰をおろして休みたいかたも、どなたも大歓迎です。
1963年生まれ。東京大学中文科、同?大学院で中国文学を専攻。文学修士。専門は中国の伝統演劇である「京劇」。広島大学助教授などを経て、現在、明治大学教授。法学部、国際日本学部、大学院教養デザイン研究科などで授業を担当。ホームページは「加藤徹 isc」で検索してください。