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明治大学?朝日新聞共催 第2回「大岡信賞」に岬多可子氏

2021年03月12日
明治大学 広报课

第2回「大冈信赏」受赏者の岬氏(写真=朝日新闻社)第2回「大冈信赏」受赏者の岬氏(写真=朝日新闻社)

明治大学と朝日新闻社が共催する「大冈信赏」の第2回授赏式が3月1日、朝日新闻东京本社で开催され、受赏者の岬多可子(みさきたかこ)氏に赏牌と赏状が赠られました。

同赏は多様な芸术领域に大きな足跡を残し、戦后日本を代表する诗人の大冈信氏(元法学部教授)をたたえて2019年度に设けられました。今回の受赏は、岬氏の诗集『あかるい水になるように』における优れた言叶の结実、および创作活动の中で保ち続けた「小さなもの」に向ける诗人のまなざし、またその独自の诗世界が现代において持つ重要性が评価されたため。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、明治大学の大六野耕作学长と选考委员はオンラインで式に参加しました。大六野学长は「现代社会では相変わらず、声の大きなもの、力の大きなものが、その他の目立たぬものを圧倒し、黙杀しているように感じる。そのような状况にあっても、人々が见过ごしがちな存在に思いをはせる岬さんの诗は、小さくともきらめきを放つ『个』を见いだし、光をあてることに他ならない」とあいさつしました。

岬氏は、「伟大な业绩を残された大冈さんのお名前を冠した赏に重责を感じるとともに、さまざまに広がっていく可能性を秘めた若々しい赏でもあり、春が来たようにうれしさをしみじみと思う」と受赏の喜びを语りました。
 

大岡 信(おおおか?まこと)1931~2017

戦後日本を代表する詩人、評論家。1953年東京大学文学部卒。読売新聞社外報部記者を経て、1965年から1987年まで明治大学法学部助教授?教授として教壇に立つ。1979年から朝日新聞に連載した「折々のうた」で菊池寛賞を受賞。95年恩賜賞、日本芸術院賞受賞。97年朝日賞、文化功労者。2003年文化勲章受章。詩集『春 少女に』『ことばの力』『正岡子規—五つの入口』など著書多数。