「シカト」されてきた鹿革を活用! 建筑を学ぶ学生のデザインスキルを生かした鹿革ペンホルダーを 南信州西部3村との连携で惭补办耻补办别にて一般贩売 ~明治大学理工学部 建築?アーバンデザイン研究室「SHIKATOプロジェクト」~
2023年08月01日
明治大学
「シカト」されてきた鹿革を活用!
建筑を学ぶ学生のデザインスキルを生かした鹿革ペンホルダーを
南信州西部3村との连携で惭补办耻补办别にて一般贩売
~明治大学理工学部 建築?アーバンデザイン研究室「SHIKATOプロジェクト」~
明治大学理工学部建築学科の建築?アーバンデザイン研究室(指導教員:佐々木宏幸教授)は、南信州西部3村(長野県下伊那郡 阿智村?平谷村?根羽村)の協力を得た地域の社会課題解決プロジェクトで、地域の革職人と協力し、風呂敷のように柔らかい鹿革の特性を生かしたユニークなペンホルダーをデザイン?製作しました。そしてこの度、応援購入サイト「Makuake」での一般販売を7月31日(月)に開始しました。
15センチメートル角の正方形の鹿革を巻いて二つ折りにしたユニークなデザインの鹿革ペンホルダー:ペンを挿せる服装が减りスマートフォンなども首から下げる时代に顺応するデザインを目指しました
南信州西部3村の村長とのスナップショット:左から西川清海 平谷村長、大久保憲一 根羽村長、熊谷秀樹 阿智村長、研究室の学生2名(理工学研究科博士前期課程1年生?庄野永駿さん、理工学部4年生?石川優希さん)、協力者の革職人?木下英幸さん
ひと?もの?空间の都市间连携による地域づくり:饭田?南信州地区と原宿神宫前で研究室が构筑している、ひと?もの?空间のネットワーク。このネットワークを拡大?活用しながら都市间连携による「プログレッシブ?アーバニズム」を実践しています
空间资源の可能性を可视化するイベントの実施:饭田市の中心市街地で研究室が开催した「里界线小路」のイベント。饭田市特有の防灾用路地としての空间资源「里界线」のまちづくりへの可能性の可视化を目指しました。同様のイベントは复数回开催しています
空き家活用のための片付け:饭田市桥北地区の春草通り沿いに位置する空き家である「安东邸」の活用に向けた片付けを実施しました。地元の建筑家と连携しながら、地域に开かれた施设としての再整备を検讨中です
歴史的空间资源の旧饭田测候所でのイベント:饭田市桥北地区の春草通りの南端に位置する旧饭田测候所と芝生広场で研究室が実施したイベント「光のてらす」の様子。现在、旧饭田测候所の活用に向け、饭田市、地元関係者と意见交换、调整を进めています

厂贬滨碍础罢翱プロジェクトを通した鹿革ペンホルダーの贩売
鹿による农作物被害は地域の社会问题となっています。一方、害獣として駆除された鹿の皮や肉のほとんどは廃弃され、活用されていません。
建筑?アーバンデザイン研究室は、これまで「シカト※1」されてきた鹿の皮を活用し、地域を改善していくことで、鹿とともに生きる社会を构筑することを目指すプロジェクト「厂贬滨碍础罢翱プロジェクト」を立ち上げ、2021年からの约20回の长野県饭田?南信州访问を通し、活动を进めてきました。そして建筑学科の学生が持つプロダクトやグラフィックのデザインスキルを生かし、建筑や都市デザインの枠に囚われずに、自由な発想で时代のニーズに合うペンホルダーをデザインしました。
このプロジェクトでは製品の贩売だけでなく、鹿の捕获から解体、皮の鞣し、製作、贩売、さらには利益の地域への还元までを、自律的な循环型社会の确立と捉え、製作过程における雇用创出などにも取り组んでいます。
- ※1 シカト(鹿十)の语源は、花札の十月の絵柄である鹿がそっぽをむいていることに由来すると言われています。鹿十の「十」を「+(プラス)」に読み替え、「鹿と共に」の意味をプロジェクト名に込めました。

鹿革ペンホルダーによる自律的な循環型社会構築のイメージ:狩猟、解体、鞣し、製作、販売、収益の地域への還元による自律的な循環型社会のイメージです。阿智村で捕獲された鹿の革 でペンホルダーを作成し、猟師、鞣し会社、製作者の情報を購入者に提供し、地域の社会課題の可視化を目指します

鹿革ペンホルダー笔搁用ポスター:研究室が作成し配布しているポスター、ちらし、はがきのデザイン
建筑?アーバンデザイン研究室のさまざまな都市间连携による地域づくりプロジェクトについて
建筑?アーバンデザイン研究室は、プログレッシブ?アーバニズム(渐进的都市づくり)※2 をテーマに、多様なデザイン活动を通して都市や地域を豊かにする実践的活动に取り组んでいます。
さまざまな都市や地域を対象に活动を行う中で、2017年から长野県饭田市での活动「饭田プロジェクト」が始まりました。中心市街地である桥南地区や歴史的地区である桥北地区において、イベント开催、空き家や歴史的空间资源の活用を通して、中心市街地の活性化や地区の賑わい创出に取り组んでいます。
これらの活動をきっかけに、研究室の活動は飯田市周辺地域にも広がり、現在は南信州西部3村(長野県下伊那郡 阿智村、平谷村、根羽村)と連携しながら、地域の社会課題解決やブランディングに取り組んでいます。
- ※2 长期的视点に立ち明确化された都市の将来像実现に向け、一时的、定期的、半恒久的、恒久的なまちづくり活动を段阶的かつ発展的に遂行するアーバニズムの実践手法を、研究室では「プログレッシブ?アーバニズム」と定义しています。



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明治大学 経営企画部 広報課
罢贰尝:03-3296-4082
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