副学长(国际交流担当) 胜 悦子
2010年4月2日、周 其鳳 北京大学学長に明治大学名誉博士号が贈呈されました。周学長への名誉博士号贈呈は、両大学の親交をさらに深め、今後の両校の交流活発化を促すことになると考えられます。
赠呈式?讲演会の后、上野の东京国立博物馆敷地内に设置されているお茶室「応挙馆」に移动し、表千家のお茶のお手前、琴と尺八による和楽器の演奏を楽しみました。桜満开の上野公园で、まさに季节をめでる日本文化を肌で感じとっていただけたのではないかと思います。いにしえより中国の汉诗は日本の知识层の教养であったわけですが、今回は白楽天の唐诗「背烛共怜深夜月 踏花同惜少年春」を能の研究家でもある土屋教务理事(法学部教授)の説明および謡の后、和楽器で演奏がなされ、古くから続く中国と日本の文化交流を実感?再认识する素晴らしい机会となりました。
今回の来访では、学生交流の実施に関する覚书が両大学学长により署名され、今后交换留学生として相互に年间最大5名ずつ学生を送り出すことになります。今后は、中国语短期集中プログラム、本学のクールジャパン?サマースクールへの诱致などの超短期留学も含め、一层の学生交流が进むことが期待されます。
北京には北京大学近辺のビルに明治大学のサテライトオフィスが今后设置される予定です。この北京サテライトオフィスをベースとして、中国においては、有力大学?研究所との学术交流、学生交流の活発化、优秀な留学生の受入れ促进のためのスキーム作り、海外指定校の検讨、校友会支部の组织强化など様々な活动が期待されています。
成长着しい中国抜きに、高等教育のグローバル化は语れない时代となりました。今后の国际连携政策においては、多様性を引き続き図ると同时に、巨大な隣人、中国との连携を如何に进めるかが益々重要となってきています。