暗网禁区

Go Forward

学长室

大人数の讲义での学生との双方向型授业の可能性

2010年04月15日
明治大学


学长室専門員,「教育開発?支援センター」FD専門部会長 桑森 真介



 大学の授业の形态には、讲义、演习、実习などがあります。これらのうち、讲义は、一般に、教师が学生に対して、学问の方法、成果あるいは研究対象などについて、その内容?性质などを説き闻かせる、いわゆる一方向型の授业形态をとっています。一方、演习は、少人数でテーマに関する报告や议论を行う、教师と学生の双方向型の授业形态といえます。

 大学では、いつの时代も名讲义と呼ばれる授业があります。学生の知的好奇心を掻き立てる、学问的に高度であるが分かりやすい、いつの间にか闻き入ってしまう、このような讲义を名讲义というのでしょう。

 しかし、名讲义というのは、そう简単なものではありません。教师は、少しでも、学生にとって分かりやすく、兴味がもてる讲义をと心がけるものですが、なかなか难しいのが现実ではないでしょうか。一生悬命に讲义をしていても、学生はついウトウトと…、ということもままあります。讲义というものは、前述したように一方向型の形态であるため、よほど优れた教师でない限り、このようなことになるのかもしれません。

 大人数の讲义で、教师と学生の双方向型の授业はできないのでしょうか。最近、それを可能にするクリッカーと呼ばれるテレビのリモコンのような形状をした机器が注目を浴びています。讲义が始まる前に、学生にクリッカーを一人一台ずつ贷し出しておきます。学生は、教师がパワーポイントで作成した选択肢型の质问に対し、クリッカーのボタンを押して回答します。その结果は、パワーポイント画面上に即座に表示されます。教师から学生への一方通行になりがちな大人数の讲义で、教师と学生との双方向型の授业が可能になるという訳です。

 本学の「教育の情报化推进本部」では、昨年度末に、试験的にクリッカーを180台购入しました。先生方に评判が良ければ、今后、さらに台数を増やすことを検讨するそうです。

 どのような手段であれ、授业中、学生がおしゃべりや居眠りをせず、讲义の内容に関心を持ってもらえるようになれば良いのですが、もしかしたら、クリッカーはそれをいくらかでも可能にしてくれるのかもしれません。本学の「教育开発?支援センター」FD専门部会では、本年度、「教育の情报化推进本部」との连携で、「クリッカーの授业での活用」を主要テーマとした研修会を开催することを计画しています。今后も、FD専门部会では、少しでも先生方の授业のお手伝いができるように、検讨をすすめていきます。