副学长 山根 彻夫
最近読んだ「脳を活かすアインシュタインの言叶」(茂木健一郎监修)のなかに、アインシュタインが「学び」について语ったこととして、「教えるということは、そこで提供されるものがつらい义务としてでなく、価値ある赠り物とみなされるようなものであるべきである。」「大学の讲座というのは多数ありますが、贤明で高洁な教师というのはまことに少なく、その间の隔たりはまことに大であります。」「あなたのお子さんが私から学んだだけ、私もお子さんから学んでいるのですから」という言叶がのっていました。すばらしい言叶であると思います。私たちに多くのことを教えてくれます。
今、大学について教育の质保証ということが强く叫ばれています。教育の质保証とはアインシュタインの言叶を借りれば、授业など大学教育が「価値ある赠り物」といえるものにしようということです。そのためには、大学教员が「贤明で高洁」でなければいけません。そのために必要とされているのがFD(ファカルティディベロップメント)です。
&苍产蝉辫;&苍产蝉辫;FDとは、一般的には、教员が授业内容?方法を改善し向上させるための组织的な取り组みをいいます。具体的には、新任教员のための研修会の开催、授业方法についての研究会の开催、教员相互の授业参観の実施などがあげられます。2008年度から国の法令(大学设置基準)で大学に実施が义务付けられ、本学をはじめ多くの大学で何らかの形で実施されていますが、必ずしも十分効果があがっていないと指摘されています。各种の调査をみても、学生の皆さんの教育に対する満足度は高いとはいえず、授业の改善に対する要望も强くあります。このため、「FDの実质化」ということが重要な课题となっています。
&苍产蝉辫;&苍产蝉辫;2010年度、教育开発支援センターでは、FDを実质化するために、优れた授业を実践している教员やFDに积极的に取り组んでいる教员を学长が表彰する教育顕彰制度の実施及び情报通信技术を活用した教员と学生の双方向型授业の推进に向けて検讨を进めます。
&苍产蝉辫;&苍产蝉辫;このようなFDの取组により、学生の皆さんから、本学の教育が「価値ある赠り物」であったといわれるようにしていきたいと考えています。