副学长 山根 彻夫
今、大学は少子化をはじめ、いわゆる市场化(受益者负担の原则、竞争?评価の导入など)やグローバル化の大波にもまれています。これは日本の大学だけでなく、世界的な倾向であり、各国の大学とも変革を迫られています。大学は中世ヨーロッパ以来の长い歴史を持っていますが、大学のアイデンティティーが揺らいでいるのです。「自分探し」という言叶がありますが、大学は今いわば「自分作り」が求められているともいえます。
さて、明治大学は、1881年、我が国の近代国家としの自立が急务とされる中、まだ30歳に満たない3人の青年法律家、岸本辰雄、宫城浩蔵、矢代操によって、明治法律学校として创立されました。岸本校长は「明治大学の主义」のなかで「官立は全く私立に胜るとも断言するを得ず(中略)学问の独立、自由を保ち自治の精神を养い人格の完成を谋ることは私立却って官立に胜る」と主张し、さらに「学校教育なるものは此の如く知识を学生に注入するに非ずして却って学生の知识を开発するに过ぎず。诸君が最后の教育者、最上の教育者は诸君自身たることを记忆せんことを要す」と述べています。创立者の教育に対する高い识见と洞察に感铭するばかりです。
その后、时代の変迁と向き合いながら発展を続け、社会に贡献する有為な人材を送り出してきました。社会の様々な分野で活跃する校友は约50万人にものぼっています。
そして今、明治大学は、さらなる発展のため、建学の精神である「権利自由」「独立自治」を基調とし、「個を強くする大学」を目標に掲げ、「世界に開かれた大学」を目指しています。昨年発足した国际连携机构のもとで国際化を一層推進し、世界と共に生き、世界に貢献し、地球市民の一員としての役割を担い、そして、世界中の多様な人々が集い、語らう場「グローバルコモン」を目指しています。
来年には、本学は创立130周年を迎えますが、大学では「「世界へ」—个を强め、世界をつなぎ、未来へ—」を基本コンセプトに、记念式典や讲演会、シンポジウムなど様々な记念事业を计画しています。(详细は本学のホームページの特设サイトにのっていますので是非ご覧ください。)20年后の创立150年に向けて、明治大学が「世界へ」発展するキックオフの年にしたいと考えています。
&濒迟;参考&驳迟;
明治大学创立130周年特设サイト(ロゴマークについて)