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2011年度入试终了にあたって

2011年04月01日
明治大学

学长室専門員 張 競


 2011年度の入试は3月15日现在すべての日程が终了しました。入试业务は、出题、校正、出愿関连业务、会场の準备から、试験监督や採点にいたるまで作业は多岐にわたります。仕事量が膨大な上、いずれも细心の注意を払わなければなりません。2週间近くにわたる长丁场ですが、全学の教职员の一致した努力で今年も无事に切り抜けることができました。

 本学関係者はいうまでもなく、マスコミも注目しているのはやはり入学志愿者数でしょう。今年、本学の入学志愿者数は113,905名で、昨年に比べて1,795名の减少ですが、早稲田大学をおさえて二年连続の日本一を达成することができました。これもひとえに全学教职员の协力の赐物です。

 今年の入试を取り巻く状况は昨年よりも厳しいものがありました。首都圏の主要私大の入学志愿状况を见ると、六大学は轩并み志愿者が减っています。早稲田大学は113,653名で、昨年より1,862名の减少、庆应义塾大学は1,567名减の46,693名、法政大学は1,717名减の92,819名、立教大学は5,129名减の67,837名でした。本学はそのなかでの二年连続日本一ですから、文字通りの大健闘といえるでしょう。

 今年の本学の入试にはいくつか新しい动きもありました。その一つは地域ごとの増减です。まず减少した都道府県を多い顺に见ると、千叶県は714名减、埼玉県は567名减、静冈県は418名减、群马県は372名减でした。神奈川県も196名减少しました。东京都の436名増を除いて首都圏の各県はいずれも减少しています。関东近辺は安定地域と思われているだけに、今后详细な原因分析が必要となるでしょう。

 一方、関西圏はこれまで苦戦を强いられてきましたが、今回は兵库県の193名増をはじめ、大阪府は143名、京都府は102名の増加になっています。人数は必ずしも多くありませんが、いい兆しが见えてきました。

 とはいえ、関西圏は志愿者の絶対数が少ない现象は全体として変わっていませんし、志愿者が减少した県も二つありました。47都道府県のなかでワースト3は岛根県の112名(11名减)、滋贺県の147名(1名増)と奈良県の151名(7名増)。叁つの県のうち、二つが関西圏です。ちなみに、和歌山県は10名减の181名となりました。

 振り返れば、2004年以来、教育环境の整备、カリキュラムの改革、全学部入试の导入、新学部の开设など一连の思い切った改革が行われました。その结果、2005年以降、入学志愿者がほぼ毎年増加し、昨年、入学志愿者数の日本一を胜ち取ったのに続いて、今年も1位の栄冠を手にすることができました。もちろん、竞合大学も立ち止っているわけではありません。日本一の座を维持するのは、胜ち取るよりも难しいでしょう。胜って兜の绪を缔めよ。今后、引き続き改革を行い、更なる目标を目指します。

 最后に、入试における不正防止について一言述べたいと思います。周知のように、过日、京都大学等4大学の入试问题が试験时间中にインターネットの质问掲示板「测补丑辞辞!知恵袋」に投稿された事件が発生しました。本学は幸い、同様の事件が起きていませんが、通信技术が発达し、各种の端末が普及している现在、类似する事件がいつ、どこで起きても不思议ではありません。今后、再発防止のために何らかの措置が讲じられるでしょうが、どのような対策でも完璧ということはありません。入试の公平性と公正性を保つためには、やはり一人一人の监督担当者が试験教室で目を光らせることが必要です。