初日のサシンセッションにおいてイアン学长とグループ写真
闯础齿础タイの中村所长
カシコン银行のクレオクラー部长
マルハニチロ(タイ)の桥本社长
AEON Thana Sinsap (タイ)
滨贰础罢にてヴィールス総裁とのグループ写真
味の素タイのアユタヤ工场にて全体社长
本学?藤冈専任教授の讲演风景
闯贰罢搁翱‐サシン日本センター共催セミナーの风景(270名参加)
明治大学ビジネススクール(グローバル?ビジネス研究科、惭叠厂)は、藤冈资正専任教授の「新兴国市场のマネジメント(演习)」の一环として、タイバンコクでのフィールド调査を実施しました。日本とのビジネスにおいて密接に関わり合う新兴アジア、その中心にあるタイバンコクにおいて、ポストコロナの経済再活性化の状况を肌で感じてもらいました。コロナ祸によって3年间の中断がありましたが、今回は新兴アジアで活跃中のビジネスリーダーや行政担当者たちが何を考え、コロナ后の础厂贰础狈経済の復兴にどのように取り组むのか、ビジネススクールでの讲演のみならず、タイ王国の行政机関や公司(工场)を実际に访问することができました。
2023年6月6日(火)~6月9日(金)
明治ビジネススクールの惭叠础学生22名が、タイ?バンコクでフィールドトリップを実施しました。チュラロンコン大学サシン経営大学院での実务家スピーカーによる特别セッションや、タイ工业団地公社(滨贰础罢)ヴィールス総裁への表敬访问と副総裁とマーケティング部长の讲演、味の素タイのアユタヤ工场访问、闯贰罢搁翱‐サシン日本センター共催のタイのファミリービジネスにフォーカスした特别セミナーへの参加、ピントン工业団地、ショッピングモール、ロイヤルプロジェクトなどへの访问など、多岐に渡る学びの机会を得ました。
[DAY1]
サシン経営大学院のイアン?フェンウィック学长からの挨拶からスタートし、同院広报アンバサダーのディーン?オウターセン氏(カナダ商工会议所会头兼任)から、「サシン経営大学院及び同窓会」について説明がありました。
午後のプログラムでは宇宙航空研究開発機構(JAXA)バンコク事務所の中村全宏所長を招いて宇宙ビジネスの現状と課題について、日本とタイ、東南アジアの宇宙ビジネス発展に向けた連携についてお話をいただきました。その後は、タイ四大商業銀行の一つであるカシコン銀行国際法人営業部長のクレオクラー?タンティサーノン氏からタイの金融業界についてお話がありました。続いて、マルハニチロ(タイ)の橋本康裕社長からはタイの飲食業界(特に日系和食レストラン)の現状と課題についてお話がありました。また、AEON Thana Sinsap (タイ)の表寺務社長に同社の事業並びにタイ人の購買力などについて講演いただきました。
[DAY2]
午前中はタイ工業団地公社(IEAT:Industrial Estate Authority of Thailand)のヴィールス?アムマラプラパ総裁を表敬したのち、ナリニ—?カンチャナマイ副総裁からタイの工業団地開発政策の現状や日本との歴史的な関係性についてお話しがありました。午後はタイで最も成功している日系企業の一つである味の素タイのアユタヤ工場に見学に行きました。広報部長による事業案内の後、工場長と直接質疑応答をする機会をもらうなど合計で3時間近く学ぶことができました。
[DAY3]
午前中はチームごとに分かれてフィールド調査を行った後、午後からJETRO(日本貿易振興機構)とサシン日本センター(SJC)共催の「Prospects of Japanese-Thai Family Business: Collaboration between Thai Family Businesses and Japanese Companies」というテーマのセミナーに参加しました。サシン経営大学院のイアン?フェンウィック学長、JETROタイの黒田淳一郎所長のオープニングリマークのあと、タイ最大のコングロマリットの一つであるサイアムセメントグループ(SCG)の元CEO、サシン経営大学院前学長でもある、パロン?イセラセナ?ナ?アユタヤ氏から自身のキャリアを振り返りながら、日本企業との連携についてお話ししていただきました。つづきまして、本学の藤岡資正専任教授兼サシン日本センター所長が「A State and Challenges of Family Businesses in Thailand:Innovation in Tradition」と題する基調講演を行いました。その後、タイ最大手の商業銀行であるバンコクバンクの小澤仁執行副頭取からタイのファミリービジネスとの付き合い方についてお話がありました。さらに、独立系ダイカストメーカーとしてタイ、インド、日本で活躍するタイキクワ社長の菊池英之氏をスピーカーに迎え、創業時から伝わる同社の経営理念や東京大学との技術開発などをお話し頂いました。最後にタイで最大の人材紹介会社であるパーソネルコンサルタントの小田原靖社長に同社設立から現在に至る30年間のなかで、日系企業の人材採用戦略がどのように変わったのかについてお話していただきました。当セミナーには、政府関係者、金融機関、事業会社、メディアよりエグゼクティブ約300名が参加者しました。
[DAY4]
最终日は各研究グループに分かれてのフィールド调査がメインで、各チーム、政府机関の出先事务所や医疗机関、工业団地、製造工场などにインタビューに向かいました。
本研究科では来年度以降も新兴アジアビジネスの最前线を肌で感じ、タイ有力ビジネススクールとの连携を强めながら、より高い次元での国际化を目指していきます。