明治大学博物馆は11月14日、駿河台キャンパス?グローバルホールにて、遺跡発掘漫画家?今井しょうこ氏(『変わる縄文 遺跡発掘作業員のわたしが追いかけた一万年』<KADOKAWA>など著書多数)を招いた講演会を開催しました。
本講演会は、(一財)出版文化産業振興財団による秋の読書推進月間キャンペーン 「BOOK MEETS NEXT」の一環として、博物館学生広報アンバサダーが企画?実施したものです。
今井氏は、発掘現場での日々の経験や考古学の魅力を具体的な事例を交えながら紹介しました。また、発掘業務と漫画制作を両立する現在の活動や、漫画を通して文化財の奥深さを伝える意義についても語りました。会場入口では、本学図书馆の蔵書から、考古学関連の書籍やマンガなど計30点を展示し、来場者に新たな読書体験を提供しました。講演後には博物館の夜間開館も行われ、参加者にとって考古学と表現活動について学ぶ貴重な機会となりました。