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学长室

福岛県新地町との震灾復兴に関する协定を缔结しました

2012年01月26日
明治大学

 明治大学と福岛県新地町は2012年1月26日、东日本大震灾以后の地域復兴に関わる诸课题の解决や施策の実施について协働するため,「福岛県新地町と明治大学との震灾復兴に関する协定书」を缔结しました。本学では,震灾復兴を目的とした自治体との协定は初めてとなります。

 

 福岛県新地町は,人口约8,000名。福岛県最北部の太平洋岸にあり,宫城県山元町に隣接しています。东日本大震灾では,沿岸部のみならずJR常磐线新地駅周辺の市街地まで津波による被害を受けましたが,现在では,同町の復兴プランが,阁议决定を受けて新成长戦略に示された「环境未来都市」に採択される等,力强く復兴に向けて歩んでいます。

 新地町とは,加藤町长が本学にて开催した震灾復兴に関する学会に参加したことをきっかけに,同町と本学教职员?学生との间で交流を积み重ね,今回の协定缔结に至ったものです。

 

 明治大学では,20115月に公表した学长方针(2012年度教育?研究年度计画书)において,「この国难といわれる状况下において,一刻も早い復兴に明治大学もできうる限り支援する责务がある」と述べ,それが「大学の使命である」と宣言しました。

 その后,学生生活面では被灾した学生への経済支援,课外活动としては学生のボランティア活动への助成,正课授业では学部间共通総合讲座「东日本大震灾に伴うボランティア実习」の设置,研究面では「震灾復兴支援?防灾研究プロジェクト」を実施する等,「明治大学震灾復兴支援センター」を中心に全学を挙げて復兴支援に取り组んでおります。

 

 調印式典は本学駿河台キャンパスにて行われ、本学からは納谷廣美学長,針谷敏夫副学長?震災復興支援センター長,福宮賢一副学長?社会连携机构長,市川宏雄専门职大学院長?ガバナンス研究科長,中林一樹大学院政治経済学研究科特任教授らが出席、新地町からは加藤憲郎町長らが出席しました。

 

 调印后のあいさつでは、加藤町长が「町民の皆さんからの前向きな声に励まされ,復兴计画の実现に取り组んでいる。先端农业分野や国际化?情报化を进めている初等教育等に意欲的に取り组んでおり,明大と连携することでより一层,復兴の歩みを进めたい」と语ると、纳谷学长から「明治大学の使命は,若者の未来に贡献することである。これからの大学は产官学民が连携する中で,社会と共生する包容力のある存在にならなければならない。福岛,そして新地町と连携する中で,本学もあるべき大学へと成长させたい。」と応えました。

 

 今後について,次週には,本学専门职大学院ガバナンス研究科の佐々木特任講師が,留学生とともに同町を視察することとなっており,教職員?学生の交流を深めつつ,先端農業分野や教育連携,また震災復興支援センターを中心に,町の抱える課題を把握することから,復興施策に関する取り組みを展開することを予定しています。