现在开催中の「女性法曹养成机関のパイオニア-明治大学法学部と女子部-」展から、「中田正子法服(鸟取市歴史博物馆寄託资料?个人蔵)」
2024.9
第25週「女の知恵は后へまわる?」を振り返って
明治大学法学部教授、大学史資料センター所長/図书馆長
村上 一博
村上 一博
第25週は、次週(最终週)と合わせて、これまでの伏线をすべて回収する必要から、かなり穷屈な展开になっていたかと思います。また、脚本では丁寧に描かれながら、15分の枠に収まり切れず、演出で大きくカットされた箇所もかなりありました。法制审议会における少年法改正审议も、中途半端な展开で、なぜ年齢引き下げが断念されたのか、まったく説明不足であったというのが私の感想です。时间の制约があって、充分な考証ができなかったことが悔やまれます。
尊属杀事件の上告を受理するかどうか、最高裁长官の桂场と调査官の航一との遣り取りは、面白かったですね。调査官の役割について、私はまったく门外汉ですので、调査官を経験された方にお话を伺いました(もちろん、かなり脚色していますが)。ちなみに、长官室は狈贬碍内のセットですが、最高裁の外観は法务省の赤レンガ庁舎(霞が関)が使用され、さらに廊下?阶段でもロケが行われました(おそらく前例のない画期的な出来事です)。
桂场が、少年犯罪が急増して道徳心の欠如や家族崩壊が社会问题化している时期に冷静な议论ができるはずはないから、上告を受理して、尊属杀重罚规定の合宪违宪を判断するのは「时期尚早」だと答えたのに対して、航一は、それは、长官の「傲慢」であり「己の过信は独裁への一歩だ!」(非常に思い切った强烈な言叶ですね)と(若かりし航一が)吠えるシーンが用意されていたのですが、演出でカットされたのは残念でした。もっとも、兴奋した航一が鼻血を出したことで、紧迫したシーンが一挙に和らいだのは、脚本の妙と言って良いでしょうね。紧迫した场面に、すかさず和らぎ(笑い)を入れるという、吉田マジックがここでも炸裂です。
今週の私のコメントは、ここまでにさせてください。美佐江问题にせよ、尊属杀问题にせよ、结末はすべて、最终週に持ち越しになっていますから。
【补足】
霞が関の「法曹会馆」エントランスロビーで、9月26日(木)から10月10日(木)まで、『叁渊嘉子裁判官とその时代展』が开催されます(开馆时间など、详细は同馆のホームページをご覧ください)。今回の朝ドラにちなんで、今回限りの贵重な资料が见られるようです。私も见に行きます。
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