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就任所感 電子化への対応が急務の課題 図书馆長 金子 邦彦

东日本大震灾は、行方不明者を含めて2万3000人を超える尊い人命が犠牲となり、多くの家屋と职场を一瞬のうちに失うなど、日本社会に甚大な影响を与えました。震灾や津波でお亡くなりになられた方々の深甚なるご冥福をお祈りし、被灾し避难生活を余技なくされておられる皆様に心よりお见舞い申し上げ、元の平穏な生活に1日も早く戻られることをお祈りいたします。现代情报社会に生きるわれわれにとって、今回の大震灾は风评被害という二次灾害をもたらしたことを、忘れてはなりません。情报の空白、偏在、格差からデマやパニックが生じ、さらに风评被害へと波及して、被灾地の方々を今も苦しめております。

情報は不確実性を減らし、社会に安定を図る上で必須の要件でありますが、今回のように、時として社会を誤った方向に導くことがあります。情報を収集して分析し、情報の品質の識別と保管により、必要に応じて情報を提供する情報生産機能の意義は、現代社会において高まっています。図书馆は情報の発信?受信基地として情報生産機能の担い手であり、ますます重視されております。図书馆はまた、知の宝庫であり、人類の創造力や社会の知性を育てる文化活動の一翼を担っております。

図书馆を訪れる人々は様変わりしています。学生や教職員に加えて卒業生、リバティアカデミー受講者、一般市民、キャンパスツアー参加者に至るまで、様々な人々が行き交っており、ニーズも多様化しております。読書や勉学に励む人々に対して静かで快適な環境を提供するにとどまらず、開かれた図书馆として、多種多様なニーズに積極的に応えていくことが求められます。

和泉図书馆の順調な滑り出しを願いつつ、図书馆にとって急務の課題は、電子化にどう対応するかであります。この課題に積極的に取り組んでまいりたい。皆様のご協力とご指導、ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。
(情报コミュニケーション学部教授)