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2012年頭所感 時代の変化に対応、そして世界へ飛翔       学長 納谷廣美



谨贺新年 2012年の年头にあたり、学长として谨んでご挨拶申し上げます。
 
昨年、本学は创立130周年を迎え、皆さまのご理解とご协力を得て、「世界へ」の基本コンセプトのもと诸行事を予定どおり遂行することができました。21世纪の国际社会で求められる人材像は「世界各国特有の『歴史や文化』を考虑しつつ、グローバルな视野を持って『今の社会状况』を理解しうる人材」であるとの视点を共有して、现在の学生达が社会で重要な地位に就き、活跃しているであろう「20年后の世界」を想定し、これに取り组む旨を宣言した记念の年であったといえます。他方で、东日本大震灾の発生とも相俟って、わが国全体が国难とも评されるほど诸分野において「难局」に直面し、「日本再生」の道を探求した年でもあり、间违いなく、明治维新や戦后改革に匹敌するレベルの歴史的な転换期を迎えています。

このような状况の中で、2011年の世相を表す「今年の汉字」に、「绊」が选ばれたと、报道されています。东日本大震灾に関连して、世界中から寄せられた支援の轮は、「これからの世界は、国境を越えて共生する地球市民の时代である」という思いを実质化した出来事であり、かつ、それは人びとに「绊」を强く印象づけたものであったといえます。この共通认识で得たところは、未来を担う若者に向けたメッセージにもなったと思います。

世界は今、地域纷争の激化、「アラブの春」运动、さらにはユーロをめぐっての金融信用问题など、さまざまな问题に直面し、事态は深刻化しています。これらの现象は、今后世界が新しい価値(基轴)に向けて、流动化しつつあることの証左と思います。

今年は「辰」年。飞翔して、宝珠を手中する年になることを愿いたい。ダーウィンは、进化论の中で「强いものが生き残るのではない。贤いものが生き残るのではない。変化に対応できたものが生き残るのだ」と述べています。本学は、いかなる时代においても柔软に対応しうる人材、かついかなる困难に直面しても目标を见失わずに「前へ」の精神で新しい时代を切り拓くことのできる人材の育成に全力で取り组み、そしてトップグループの大学になることを目指します。

最后になりましたが、皆さまのご多幸とご健胜を心よりお祈り申し上げます。