学生相扑の现役时代に现高砂亲方と好胜负を繰り広げ、その后スポーツ?健康科学の研究者の道を歩んできた着者による待望の一册である。大相扑人気低迷の一因に、2006年1月场所(栃东)を最后として日本出身力士の优胜者が出ていないことが挙げられるが、着者はこれを否定的に捉えず「要は、相扑の内容が素晴らしく、见ている者を魅了してくれれば、日本人であろうが外国人であろうが、大いに拍手を送りたい」という。むしろ连绵と伝えられてきた相扑の基本を忠実に体现しているのは、朝青龙、白鹏、日马富士らのモンゴル势であるとも。また、补论にある「科学データで読み解く、ちょっとディープな相扑のはなし」も是非一読いただきたい。「押さば押せ、引かば押せ」に代表されるように、相扑技术の基本中の基本が押しであることは私たちも理解している。しかしそれも単纯な前への押しではなく、押し上げるようにすることで自分の足里と土俵の间の圧力が高められ、より効果的に押せるようになることなど、本书には「目からウロコ」が満载である。
長尾進?国际日本学部教授(著者は商学部教授)
長尾進?国际日本学部教授(著者は商学部教授)