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このところ地方から首都圏の大学へ进む学生が减ってきたという。母校が全国区だった世代にはいささか寂しい。だからというわけでもないが、日本を超えて「世界区」を目指す大学教育のグローバル化に大いに注目している。

明治大学も40カ国230大学と协定、年间约900人の学生を海外に送り出し、约1500人の留学生を受け入れている。学生诸君は今や地球规模で明日にチャレンジできる。うらやましい限りだ。期待も膨らむ。それに、思い入れを强くする学生时代のほろ苦い体験もある。

1965(昭和40)年、明治大学のミッションで东南アジア5カ国を访ねた。目的はアジアユースリーグの结成だったのだが、现実には大学のピーアールと亲善に终始してしまう。当时、日本の大学は、「TOKYOにあるから东京大学。MEIJIはどこに?」程度の理解しかされていなかった。グローバル化などとはほど远い环境下にあったのだ。

タイのバンコクに昨年5月、母校の名を冠したアセアンセンターが开设された。アジアの友からメールが届く。「明治大学はすごい!」。半世纪も待ち焦がれた一言だった。