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震灾復兴支援センター  気仙沼?大船渡でマンドリン演奏会

震灾復兴に向けて奏でられた古贺メロディー

満席の会场と一体になった演奏会=大船渡市にて 息の长い復兴支援が必要な被灾地=気仙沼市にて

东日本大震灾から3年あまりの时が流れ、震灾の记忆の「风化」が悬念され始めている。こうした中、震灾復兴支援センターはマンドリン倶楽部の协力を得て、震灾復兴に関する协定を缔结している宫城県気仙沼市および岩手県大船渡市で3月15日、16日に演奏会を开催した。

15日の気仙沼市民会馆では昼?夜2回の演奏会で合计300人あまりの方が、16日の大船渡市カメリアホールでは2部构成による演奏会で240人あまりの方が来场した。

両会場では開演に先立ち、針谷敏夫センター長(农学部教授)のあいさつがあり、その後、明大が各地で展開している復興支援活動を紹介するスライドショーを上映した。会場からはスライドが1枚動くごとに、「あんなことも、あそこでも活動しているんだ」という声が聞こえた。演奏会では、大塚英俊主将(商3)指揮の下、マンドリン倶楽部の精鋭11人による古賀メロディーや美空ひばりなど昭和を代表する曲を演奏。次第に会場の中は盛り上がり、観客はうなずいたり、歌詞を口ずさんだりしながら熱演に聞き入っていた。特に「東京ラプソディー」では、観客から自然と手拍子が始まり、演奏者と観客の一体感—「絆」—がつくられていく様子がよくわかった。アンコール曲の演奏の後、松橋公治副センター長(文学部教授)が「明治大学は末永く被災地の皆さんに寄り添っていきます」と力強いメッセージを発し、幕を閉じた。
両会場ともに、開場時間よりも1時間近く前に来場した方も多数おり、退場する際には、「元気になりました」「また来てくださいね」「“あまちゃん”聴けて よかった」など明大教職員や会場の設営?運営に協力した校友会のメンバーに笑顔で声が掛けられ、演奏会は大盛況に終わった。

このほか、両市では、震灾復兴支援センターの教职员が各市庁や気仙沼商工会议所を访问し、復兴の进捗状况や支援活动に関する意见交换を行った。また、大船渡市では、平山満纪文学部准教授によるセルフケア讲习会も开催され、2日间で多くの方が讲习会に参加した。

両会场の近くでは、ガレキは撤去されたものの、広大な空き地が広がり、未だ多数のダンプカーが走り回っており、まだまだ復兴への长い道のりと息の长い支援の必要性を感じた访问だった。
(鸟居高商学部教授)