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MIMS副所长の萩原特任教授らが世界初「折纸式3次元プリンター」を开発

折纸は日本古来の文化だが、すでに“オリガミ”として世界中で亲しまれている。この折纸の技法を数学的に応用した「折纸工学」も日本発のテクノロジーで、学问分野としても确立しつつある。

先端数理科学インスティテュート(MIMS)副所长の萩原一郎特任教授らは、この分野で世界初の「折纸式3次元プリンター」を开発し、注目されている。萩原特任教授は「オバマ大统领が『革命を起こす』と期待する积层型3次元プリンターも凌驾する」としている。

折纸式3次元プリンターは、CADや写真画像などの3次元(3D)データを2次元(2D)の展开図データに変换し、普通の印刷机で纸に印刷する。印刷された折り目に沿って、纸を折り、糊などで贴り合わせると手作りの立体物が得られる。

折って贴る作业にはある程度の时间を要するが、例えば自动车の精密部品や、ドアなど大型のモノでも実物大で作れる。『百闻は一见にしかず』ならぬ、『百见は一作にしかず』。设计者自らが、设计段阶で简単なモデルの试作や衝突実験をすることが可能となる。

既存の积层型3次元プリンターは树脂などの材料を高温で溶かして积层しながら造形する。一体成形のため、作る立体物の大きさは限られており、色も単色にしか対応していないものが多い。また、安価な装置でも価格は10万円程度である。一方、折纸式3次元プリンターは市贩の印刷机を使うため安く、大きさにも制限がなく、多様な色や模様を简単に入れることができ、立体物を展开したり収缩したりといった変形も自在にできる。

まずは纸での普及を目指しているが、溶接ロボットや折りロボット、数値制御(NC)カッターマシンなどの产业用ロボットを导入すれば、鉄やアルミニウム、树脂などの材料にも応用できる。鉄以外はすでに试作済みである。

积层型3次元プリンターは30年前に日本で生まれたアイデアだが、実用化したのは米国だった。萩原特任教授は「日本人は优れた纸文化を持ち、手先も器用だ。日本発の折纸式3次元プリンターで巻き返せる」と确信している。

折纸式3次元プリンター(Ori3D)と积层型3次元プリンター(Lay3D)の比较