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理工?江口兼任讲师が笔头着者の论文がNature姉妹誌「Scientific Reports」に掲载

理工学部の江口晴树兼任讲师(1985年工学部卒业、2000年理工学研究科博士后期课程修了、圆谷和雄研究室出身)が、笔头着者(first author)かつ共同责任编集者(corresponding authors)を务めた医学论文がこのほど、世界で最も権威ある科学雑誌Nature(ネイチャー)の姉妹誌である「Scientific Reports」に掲载された。本学教员の笔头着者论文が「Scientific Reports」に掲载されるのは初の快挙となる。

论文は、江口兼任讲师が所属する株式会社IHIと横浜市立大学の共同研究によるもので、同大学大学院医学研究科の石川义弘教授(循环制御医学)らが共着者に名を连ねている。论文タイトルは「A magnetic anti-cancer compound for magnet-guided delivery and magnetic resonance imaging(磁気诱导输送と核磁気共鸣画像法(MRI)のための磁性抗がん化合物)」。

がんの化学疗法における研究では、患者の体内のがん细胞を目がけて抗がん剤を届ける「ドラッグ?デリバリ?システム(DDS)」という技术が注目されており、江口兼任讲师らのグループは今回、鉄-サレン「Fe(Salen)」という物质をコンピュータ解析で见出し、その合成、构造、さらには磁性発现メカニズムの研究を行った。

その结果、この物质をがん细胞に投与すると、细胞のDNAにダメージを与え活性酸素の产生を通じてアポトーシス(细胞の自杀)に追い込むことや、さらに物质の磁性を利用することで、がん患部への集约やMRI造影剤としての利用も可能であることが判明した。

江口兼任讲师は今回の研究成果や论文掲载について、「论文に记载の化合物は、量子力学に基づき物质の性质を予测する『第一原理解析』を用いて见出した。この解析手法の础は、理工学研究科博士后期课程在学中に筑きあげた成果であり、指导教官の圆谷和雄先生には深く感谢している。また后辈の皆さんには本研究を超えるような研究テーマで、『世界と时代に対峙し、未来へ挑戦』できる明大生を目指してほしいと思う」と述べている。

図:磁性抗がん化合物Fe(Salen)の结晶构造 a)Fe(Salen)の化学构造式、b)大型放射光施设(SPring-8)で同定した结晶构造、c)Fe(Salen)中の鉄原子d轨道の局所电子状态密度
出典:Scientific Reports  5, Article number: 9194 doi:10.1038/srep09194>