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市川ゼミ(政経)が东京?大田区长へ政策提言

多文化共生の「国际都市おおた」実现へ——

松原区长(前列左)ら大田区関係者とともに

政治経済学部の市川宏雄ゼミ(都市政策)が11月19日、东京都大田区役所で松原忠义区长に政策提言を行った。市川教授が2014年より、大田区の「羽田空港跡地の活用に関する有识者恳谈会」や「『国际都市おおた』推进に関する区民有识者会议」の会长を务めていることが縁。大田区は「国际都市おおた」を基本构想に掲げており、2010年には区内にある羽田空港の再国际化も実现している。

ゼミの学生たちは「観光班」と「多文化共生班」に分かれ、それぞれの観点から大田区の活性化や、「国际都市おおた」実现に向けた提言を行った。

まず「観光班」は、羽田空港を利用する外国人観光客の75%が大田区を素通りしている事実に着目。“大田区を人?モノ?情报の集まる现代版キャラバンサライへ!”をコンセプトに、従来のアンテナショップに地方旅行手配机能などをくわえたネオアンテナショップ「From OTA」の设置や、区と协定を缔结している地域とコラボした祭の开催などを提案。また、それらを実行するためのNPO法人の运営システムを具体的に考え、実施した场合の効果と展望まで提示した。

続いて「多文化共生班」は、地域の国际化に必须とされる“多文化共生”に成功している都市としてカナダのケベックを例に挙げ、大田区在住の外国人と日本人の桥渡しをするサポートや、既存のイベントを利用した外国人向けのPR方法などの提案を行った。区内各エリアの异なる魅力と现状、异文化?宗教から生まれるトラブルなどの问题点まで踏み込み、双方の対话の重要性なども併せて诉えた。

両班はこれら提言をまとめるにあたり、7月から何度も大田区を访れフィールドワークを実施。発表后の讲评では、区の干部から「実际にできると思うことがあった」「コンセプトがしっかりしていて、わかりやすかった」などと称賛が寄せられた。明治大学校友でもある松原区长(2009年ガバナンス研究科修了)は「若く素晴らしい感性で大田区を分析していただいた。ご提案を参考に、夸れる街づくりをしていきたい」と述べた。

発表を终えた学生たちは「フィールドワークで感じた街の魅力を、エネルギーに変えて顽张った」「いろいろな立场の方の话を闻いてテーマと向き合えたのが、本当にいい経験になった」などと口々に语り、手応えを感じていたようだった。