学長 福宮 賢一
谨んで新年のご挨拶を申し上げます。本年も皆さまとともに「前へ!」歩んでいきたく存じます。ご支援の程よろしくお愿い申し上げます。
昨年を振り返ってみると、未来への飞跃に向けて着実に足场を固める1年でありました。教育面では、就任当初から取り组んでおります、本学の教育の质的転换と国际通用性を高める総合的教育改革は、2017年度からの时间割と学年暦の変更をプレスリリースできる段阶にまで至りました。全学一斉の导入に向けて残された準备期间は多くはありませんが、この抜本的な教育改革が今后の本学の教育力の础となることは间违いありません。また、スーパーグローバル大学创成支援事业で掲げた目标を达成するためにも必要不可欠なものです。白云なびく骏河台の地から「未来开拓力」に优れた学生が世界に羽ばたく姿が日常の光景となるよう、本年もまい进してまいります。
研究面では、科研费内定金额の坚调な増加をはじめ、社会から注目される研究も増えております。このような特徴的、かつ独创的?先端的な研究を一层推进していくためにも、さらなるサポート体制を整备していく所存です。近年の研究成果からもお分かりいただけるように、本学には确かな研究力を持った教员、すなわち、世界の中で光り辉く「个」として活跃できる教员が多数おります。この力をさらに高めることで、明治の研究力を世界水準に引き上げてまいります。
さて、本学は本年创立135年を迎えます。このような节目の年にあたり、我々は今一度创立者の想いに立ち返る时机にあると思料するところです。创立者の1人である矢代操は、鯖江から12日间かけて徒歩で上京したと言われております。记録はありませんが、岸本辰雄?宫城浩蔵もまた同様であったことでしょう。それぞれが旅路の中で膨らませた想いや志は、大学南校での出会いを経て、明治法律学校の设立という形で具现化されました。3人の想いと热意が込められた建学の精神は、现代社会においても色褪せることのない理念であります。135年の时を経ても、本学にとって揺るぎない根干であるのです。
今こそ创立者の想いを胸に、我々は持続的発展を遂げなければなりません。そして全国各地?世界各国から高き志を持った者が集う大学であり続けたいと思います。「次代を拓き、世界へ発信する大学」として、ここから新たな一歩を。