学長 土屋 恵一郎
明けましておめでとうございます。昨年は、明治大学にとって、飞跃の年でありました。新しい体制のもとで、大学全体が力を结集して、课题を克服してまいりました。文部科学省の「私立大学研究ブランディング事业」と「大学の世界展开力强化事业」に、明治大学のプロジェクトが採択され、着実に成果も上げることができました。今年も引き続きこの飞跃をさらに前へと推し进めて、明治大学を圧倒的存在にするために努力していきたいと覚悟いたしております。
年末に临済宗相国寺派管长で金阁寺?银阁寺のご住职である、有马頼底さんにお会いしました。今年84歳で実に阔达でお元気でした。新年に向けて新しい干支の絵を描いて言叶を添えてくださる。500枚ほど描かれるということで、みな言叶が违います。今年は酉年なので、鶏とその雏の絵で、私への言叶は「露堂々」でした。有马さんは「ろどうどう」と言われていましたが、饰らずまっすぐ堂々としていろ、ということでしょう。确かに、课题が多く越える山が高いほど、饰らずまっすぐ堂々としていなければなりません。そこに道もひらけるはずです。
今年は、大学教育の基盘を见つめ、大学における教养教育—リベラル?アーツを强化する方法を検讨していく年であると考えています。
古代ローマのストア派の哲人?セネカは、「リベラル?アーツ」を世界市民(コスモポリタン)のための教育であると言いました。つまり自分の生まれた场所の习惯や言叶から解放されて、世界のうちの异なる文化と言叶にふれることで自分を自由にすることが、リベラル?アーツであると言いました。私は、昨年の入学式告辞でもこのことに言及しました。大学教育の根本は、この自由を胸いっぱいに感じることです。大学が异なる言语を教え、社会科学の学部学生にも物理学を教えるのは、世界の広がりと多様性を、そして宇宙のなかの人间を知るためです。そこに本当の意味での「グローバル(地球)人材」がいます。
それは、母国という鎧を脱いで、世界の谁とでも露わに堂々と语りあえる世界市民になることです。教养教育の意义はそこにあります。大学生としての知性と感性を涵养するために、大学は教养教育の骨格を确立する必要があります。そのために必要な施策を提案することで、明治大学の根干を强化して、専门教育へとつなげていきたい。「露堂々」と、提案していきます。
新年をこの希望へとつなげるために、活発な议论をしましょう。共に地平に向かって。
年末に临済宗相国寺派管长で金阁寺?银阁寺のご住职である、有马頼底さんにお会いしました。今年84歳で実に阔达でお元気でした。新年に向けて新しい干支の絵を描いて言叶を添えてくださる。500枚ほど描かれるということで、みな言叶が违います。今年は酉年なので、鶏とその雏の絵で、私への言叶は「露堂々」でした。有马さんは「ろどうどう」と言われていましたが、饰らずまっすぐ堂々としていろ、ということでしょう。确かに、课题が多く越える山が高いほど、饰らずまっすぐ堂々としていなければなりません。そこに道もひらけるはずです。
今年は、大学教育の基盘を见つめ、大学における教养教育—リベラル?アーツを强化する方法を検讨していく年であると考えています。
古代ローマのストア派の哲人?セネカは、「リベラル?アーツ」を世界市民(コスモポリタン)のための教育であると言いました。つまり自分の生まれた场所の习惯や言叶から解放されて、世界のうちの异なる文化と言叶にふれることで自分を自由にすることが、リベラル?アーツであると言いました。私は、昨年の入学式告辞でもこのことに言及しました。大学教育の根本は、この自由を胸いっぱいに感じることです。大学が异なる言语を教え、社会科学の学部学生にも物理学を教えるのは、世界の広がりと多様性を、そして宇宙のなかの人间を知るためです。そこに本当の意味での「グローバル(地球)人材」がいます。
それは、母国という鎧を脱いで、世界の谁とでも露わに堂々と语りあえる世界市民になることです。教养教育の意义はそこにあります。大学生としての知性と感性を涵养するために、大学は教养教育の骨格を确立する必要があります。そのために必要な施策を提案することで、明治大学の根干を强化して、専门教育へとつなげていきたい。「露堂々」と、提案していきます。
新年をこの希望へとつなげるために、活発な议论をしましょう。共に地平に向かって。