法学部4年 勝田 翔一朗さん
グテーレス氏のお话の中で特に印象深かったのは、“予防”の重要性です。世界で技术革新が进む中で、それが世界にマイナスな影响を与える可能性に対する準备、予防が不十分であることを定义したうえで、纷争の予防が最优先课题であり、かつ持続的であるべきだと语られました。普段私たちがテレビで见るのは、実际に纷争が起こっているという事実、すなわち“结果”であって“予防”に対するキャパシティがないのだというご指摘には、私たちの考え方がどれだけ“一部の情报”に左右されているのかということを再认识させられました。グテーレス氏はそういった情报によるイメージが移民?难民问题をはじめとする“拒否”に结びついており、“寛容性”を持つことの重要性を述べられておりました。私自身も、その人や环境から得られる情报が偏っているということ、そしてそれが各个人に与える偏ったイメージの怖さを、大学生活における研究や、就职活动の中で実感してきました。私は今后、自身の持つ情报や视野に幅を持たせることはもちろん、谁かに発信するときにもその人たちの考え方の幅を広げられるように意识して行动していこうと思います。
情报コミュニケーション学部2年 ンセンギュンバ ディスティーさん
グテーレス氏の讲演内容は、北朝鲜のミサイル问题、テロリズム问题、难民问题など、いま世界で话题となっていることについてでした。これらの问题は全て人间の安全保障に関係しており、人间の安全保障を守るために最も良い方法は、武力による闘争が起こらないように“予防”をすることだとおっしゃっていました。武力による闘争が起きてからでは问题がより复雑化(例えば、各国の利害问题、难民问题等)し、対策が难しくなります。したがって、事前に武力による闘争を“予防”することが大事であり、最も良い解决方法につながるとグテーレス氏は语られました。また、お话しされた中でも特に私の心に残った言叶は、日本だけでなく「世界规模で考えなさい!」ということです。つまりこれは、视野を広くして考えなさいと言い换えることもできると思います。これは何事にも当てはまることで、视野を広げることでより大きな课题を见つけることができ、结果として社会的に役立つ人材になると考えています。ですから、私はこの言叶がとても大切で、世界の问题を考える上で重要になると思います。これから先、视野を広げて何事にも取り组んでいきたいです。