和歌山県の仁坂吉伸知事のあいさつに続いて、スポーツジャーナリストの二宮清純氏による基調講演「東京オリンピック 1964年から2020年に向けて」が行われた。二宮氏は、和田氏がアメリカで事業を起こす際に培った交渉力や常に先を見据えた行動力を挙げ、「真の国際人だったのではないか」と持論を展開。さらに、中南米諸国での招致活動を自費で行っていたエピソードを紹介し、「高貴な精神に基づく和田氏の“一肌脱ぐ”という気概を私たちは忘れてはならない」と解説した。
続くパネルディスカッションでは、仁坂知事、二宫氏に加え、1964年东京五轮体操男子団体および吊り轮の金メダリストである早田卓次氏、シドニー五轮女子竞泳代表の萩原智子氏、日本オリンピック?アカデミー理事の后藤光将政治経済学部教授が登坛。和田氏の功绩や人物像、受け継ぐべき精神などさまざまな话题について议论を展开し、2年后に迫った东京五轮へ期待を高めていた。