明治大学出身の作词家、阿久悠氏、阿木燿子氏の作品は「语り尽くせないほど好き」。作词に取り掛かる际には「いただいたメロディのどこに情景が入るのか」を考える。今时でありながら、そこには确かに昭和の歌謡曲と地続きの『ことばの世界』がある。つらいときに聴いて元気になったり、もっと泣きたいときに催涙剤になったり、身近にある作品になってほしい——。
代表作は“ない”。最高傑作を聞かれて「Next One!(次回作だ)」と答えたという喜劇王チャップリンを挙げ、「常に次に出す作品が自信作でなくてはならない」と笑顔を見せた。「前へ」の精神はここにも息づいている。
<児玉さんのインタビューは、広报誌「明治」第80号(2018年10月15日発行)でご覧いただけます>