「知」の最先端を、体感する 明治大学アカデミックフェス2018
今年で2回目となった「明治大学アカデミックフェス」では、多様な领域をテーマにした20ものプログラムが実施された。ここに催しの一部を抜粋して掲载する。
人種や性別、性的指向、障がい、年齢、能力や経験などによる違いを認めながら経営手法や人材管理などに活用する企業トップが、先進的な取り組みを紹介する「公司トップの考えるダイバーシティ?マネジメント」がグローバルホールで開催された。
当日は、第一生命ホールディングス(株)?第一生命保険(株)代表取締役会長の渡邉光一郎氏、(株)丸井グループ代表取締役社長の青井浩氏、(株)ポーラ代表取締役社長の横手喜一氏、アクセンチュア(株)相談役の程近智氏、(株)ミライロ代表取締役社長の垣内俊哉氏がそれぞれ登壇。牛尾奈緒美情报コミュニケーション学部教授がコーディネーターを務めた。
ゲームとスポーツが交わり合う「e-sports」は、プレーヤーはもちろん、試合を観戦できることも醍醐味の一つ。それを体感できるイベントとして、グローバルフロント?多目的室を会場に「学長杯 三種混合e-sports大会」が催された。
竞技种目(ゲーム)は「鉄拳7」「ぷよぷよeスポーツ」「クラッシュ?ロワイヤル」で、自分の得意なゲームにエントリーし、3人一组のチームで対戦。明大生やプロのゲームプレーヤーなど学内外から参加者が集まり、大画面に表示された白热の试合展开に歓声が上がるなど大いに盛り上がりをみせた。また、当日は驰辞耻罢耻产别でライブ配信が行われるなど、「别-蝉辫辞谤迟蝉」の魅力と可能性を感じられるイベントとなった。
日本中が歓喜に沸いた今夏のサッカーワールドカップ?ロシア大会を検証するとともにサッカーとエスニシティについて考えるイベントが、釜崎太法学部准教授(教养デザイン研究科担当)のコーディネートのもと、アカデミーコモンで行われた。
第一部では、「世界の中の日本サッカー:ワールドカップ?ロシア大会を振り返りながら」と题して、日本サッカー协会会长の田嶋幸叁氏、スポーツジャーナリストの二宫清纯氏に加え、土屋学长、体育会サッカー部の栗田大辅监督が登坛。田嶋氏は、大会直前で监督交代を决断した当时について「イチかバチかの决断ではなかった。人を信じることは改めて大切だということを感じた」などと振り返った。
2020年の東京オリンピック?パラリンピックを機会にどのように東京が変わっていくのか、グローバル社会における東京の魅力は何かなど、ハーバード大学の研究者をはじめ国内外の社会学者や都市研究者、建築家らが集い、「Culture, Society and Space in Tokyo(東京の文化?社会?空間的様相)」をテーマにシンポジウムを行った。
明治大学からは理工学部の小林正美教授をコーディネーターとして、佐々木宏幸准教授、マニュエル?タルディッツ特任教授、ダビシ?ブンタム特任教授が参加。各人の研究発表に続いて、グローバルな视点で东京の魅力について意见が交わされた。
2015年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」。誰一人取り残さない持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、明治大学の研究がどう貢献できるかを考える「产学连携による社会実装と厂顿骋蝉」が行われた。
第一セッションでは、土屋学长とグローバル?コンパクト?ネットワーク?ジャパン代表理事の有马利男氏、朝日新闻社マーケティング本部长の石田一郎氏によるディスカッション、続いて厂顿骋蝉に取り组む明治大学の各学部の代表者によるプレゼンテーションが実施されるなど、问题解决のための応用、展开について议论を深めた。