本书は、2005年に刊行された『多文化共生の学校づくり—横浜市立いちょう小学校の挑戦』の続编である。この14年で日本の学校の多国籍化、多民族化は一层进行し、横浜市でも外国につながる子どもが増加の一途を辿り、多文化共生の教育の実现が喫紧の课题になってきた。旧いちょう小学校の多文化共生の取り组みが、横浜市全体に広がり、さらに市民団体などの取り组みも多様に展开されるようになったことが本书から読みとれる。多文化共生の教育の実现に向けて、教育委员会、学校、国际交流协会、国际交流ラウンジ、市民団体が共に取り组んでおり、市全体の取り组みが「点から面」として広がっている。本书は、外国につながる子どもの発达?成长をどのように支えるかを実践者が自らの言叶で表现しており、多様な実践をリアルに描き出すことに成功している。学校、地域が连携して、多文化共生の学校づくりを実现する道筋を明确にした好着であり、教育関係者はもとより、外国人の受け入れに関わる多くの人に勧めたい。
佐藤 郡衛?国际日本学部特任教授
(編著者の山脇啓造は国际日本学部教授)
(編著者の山脇啓造は国际日本学部教授)