戦前から今日にかけてアジア各地から多くの若者が日本に留学した。しかし、中国以外の国や地域の日本留学についてまだあまり研究されてこなかった。
本书はそのような问题意识を念头に编まれたもので、戦前の植民地化された国や地域も视野に入れ、中国大陆のほか、日本统治下の台湾や朝鲜半岛の日本留学なども取り上げられている。
明治大学とのかかわりに着目するのは本书のもう一つの狙いである。総论ではアジアの留学生という大きな见取り図の中でこの问题を捉えているのに対し、経纬学堂に焦点を绞った论考は本学の留学生教育を扱っている。中国人留学生についての叁篇は留学経験が中国社会にどのように馈还したか、あるいは都市空间との共鸣、または文芸思潮の水位が及ぼした影响について分析したものである。明治大学などに留学した人たちが弁护士になり、台湾近代の法律环境の整备に贡献したという考察も兴味を惹く。
どの论考も緻密な资料调査と手坚い学问的な手法を踏まえたもので、これまで知られていないことが数おおく解き明かされている。アジア留学生について研究はまだ未解明のことが多く、本书はその第一弾に过ぎない。今后のさらなる展开を期待したい。
本书はそのような问题意识を念头に编まれたもので、戦前の植民地化された国や地域も视野に入れ、中国大陆のほか、日本统治下の台湾や朝鲜半岛の日本留学なども取り上げられている。
明治大学とのかかわりに着目するのは本书のもう一つの狙いである。総论ではアジアの留学生という大きな见取り図の中でこの问题を捉えているのに対し、経纬学堂に焦点を绞った论考は本学の留学生教育を扱っている。中国人留学生についての叁篇は留学経験が中国社会にどのように馈还したか、あるいは都市空间との共鸣、または文芸思潮の水位が及ぼした影响について分析したものである。明治大学などに留学した人たちが弁护士になり、台湾近代の法律环境の整备に贡献したという考察も兴味を惹く。
どの论考も緻密な资料调査と手坚い学问的な手法を踏まえたもので、これまで知られていないことが数おおく解き明かされている。アジア留学生について研究はまだ未解明のことが多く、本书はその第一弾に过ぎない。今后のさらなる展开を期待したい。
張 競?国际日本学部教授(編著者は文学部教授)