着者は明大体育会サッカー部の监督。夏の総理大臣杯で5年连続の决胜戦进出を果たし、2年前は冬のインカレを始めとして大学生が获得できる优胜杯を全てものにした。监督歴「6年间でタイトル10个」「プロ50人以上辈出」とオビに謳われているように、结果を出し続けている。だから、これはいま全国の高校生年代のサッカー选手たちが憧れる明大サッカー部の强さの秘密に迫った、タイムリーな本だ。だが、栗田さんの本职は一部上场のゼネコンのばりばりの営业マンである。家庭人でもあり、地域のサッカースクールも経営している。その上、僕が瞠目するのは、选手たちにやる気を起こさせる「教育者」としての姿势だ。「大学の四年间で「変化する瞬间」が2?3回ぐらいあるんです。(中略)私はその瞬间を见逃さないようにしています。ここだと思った瞬间に、相手にズバッと响く话をします」と、栗田さんは语る。営业活动で磨いた言叶の力を若い选手の「育成」に活かすその手腕は、职场で若い人たちに接している中间管理职の皆さんにも参考になるはずだ。
越川芳明?文学部教授(着者は体育会サッカー部监督)