「新たな経験を糧にさらなる飛躍へ」 スケート部アイスホッケー部門 村社 海莉
文/倉田 泰(国日2) 写真/宮本果林覺前 日向子(情コミ3)
アイスホッケーが盛んとは言えない埼玉県で、北海道の强豪と渡り合ってきた村社。中学时代に全中3位を経験し、高校时代には国体準优胜やインターハイベスト4など全国を舞台に活跃をみせた。それでも、世代别日本代表に呼ばれたことは一度もなく「自分の実力を试してみたかったし、选ばれないショックはあった」。
大学は型にはまらないプレーが売りの明大へ进学。DFとしての守备だけでなく、攻撃の起点となる正确なパスや积极的な攻撃参加を武器に、1年生ながら主力としてのポジションを胜ち取った。明大も春の関东大学选手権とインカレで优胜し、2冠を达成。それらの大会で主力として活跃をみせた村社はついに、世代别日本代表の座を手にした。初选出であったが、チームの看板?1セット目として全试合フル出场。通算5アシストを记録し、U—20世界选手権优胜に贡献した。
そして今年4月上旬には、プロを含めた正式な日本代表の强化合宿メンバーにも选ばれるほどに。明大のプレーヤーでは唯一の选出となり「うれしさや楽しみという気持ちより、心配のほうが强かった」と振り返る。いざ练习が始まると、プロのスピード感やパワーを目の当たりにし、レベルの违いを痛感。徐々に惯れて焦らずにプレーはできたものの、选考は通过できず。日本代表への选出はかなわなかった。しかしプレー面ではもちろん、练习前后の体のケアといったプロ选手の意识の高さも学ぶことができ、いい刺激を受けたと振り返る。
5月からは関东大学选手権が开幕する。明大の目标は秋のリーグ戦も优胜し、3冠を达成すること。村社も「チームとしては全て优胜。个人としてはベスト6などのタイトルを狙っていきたい」と意気込む。今季も明大と并んで4强と呼ばれる东洋大、中大、法大との戦いが正念场。2年目となる今年度も、さらなる成长を遂げた村社から目が离せない。
(むらこそ?かいり 文2 埼玉栄 177肠尘?77㎏)