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ウィズコロナ時代の明治大学 第1回:総務部総務課長 櫛方 隆志さん

明治大学は、対面授业7割実施を目标として2021年度の授业をスタートさせました。対面授业再开に向け、多くの教职员が一丸となって準备に当たってきました。コロナ対策やアフターコロナに向けた大学运営に携わる教职员の思いを绍介します。

<こちらの記事は、明治大学広报第749号(2021年5月1日発行)に掲載されたインタビューの全文になります>

第1回「対面授業再開に向けたキャンパスの感染対策」総務部 総務課長 櫛方 隆志さん

——2020年度は新型コロナウイルス感染拡大を受け、オンライン授业中心の授业运営でしたが、2021年度対面授业70%実施を掲げ、実际に授业が始まりました。どのように準备を进めてこられたのでしょうか。



2020年12月に、2021年度の授业运営方针について、大六野学长より「明治大学の活动制限指针」レベル1での授业运営(70%程度の授业を対面で実施)を想定して準备を进める旨が大学ホームページ上で発表されました。一方で、政府による一都叁県への紧急事态宣言が発出される中で、1月19日に紧急事态本部?教学対策协议会を开催し、今后の授业?教育活动について确认しました。その后、新型コロナウイルス対策に特化した対策本部を设置するとともに、法人部门の経営対策协议会を设置しました。そこから约2カ月の间に、多くの部署が一体となって準备を进め、4月から学生たちをキャンパスに迎え入れることができました。
——対面授业再开に向けたキャンパスの感染対策の具体的な取り组みについてお闻かせください。
大きく2つの方策で対応しました。1つ目は、密集回避、密闭回避、密接回避を3つの柱とするキャンパス内?教室内の感染予防策です。教室の収容定员に上限を设け、机械换気の强化や自然换気の彻底、さらに、教卓や学生食堂などに飞沫防止パネルの设置を行いました。

また、卫生対策として、建物や教室の入口などに消毒液を设置しています。年度初めの健康诊断の际には学生に除菌シートを配布し、卫生面での启発を行いました。
——2つ目の方策はどういったものですか?
入构管理と行动管理です。正门、建物入口などの入构口に学生証の非接触カードリーダーや二次元コードを设置して、入构管理を行っています。入构口付近には、検温器も各所に设置して、自宅で検温してこなかった学生も体调管理できるようにしています。

さらに、すべての教室や共用部にも二次元コードを掲示しています。スマホで読み取ることで、自分がいつ、どの教室や施设を利用したのか记録に残せますので、自身の行动履歴の管理に活用してもらいたいと思います。

これらの取り组みに加えて、感染拡大防止を启発するため、めいじろうを用いた动画を大学ホームページや大学公式驰辞耻罢耻产别チャンネルで公开しています。
——设备面での準备を含め、短期间でさまざまな対策が行われていますね。
4月から学生たちをキャンパスに迎え入れるため、経営阵である部长职がリーダーシップを取って、大学一丸となって难局を乗り越えようとなりました。まずは、人数が多くて机动力に欠けがちな紧急事态本部に代えて、より迅速的かつ机动的に情报共有や意思决定を行えるよう、新型コロナ対策本部を设置しました。

さらに、法人运営における诸课题を抽出し、安全?安心な大学キャンパス环境の维持を図り、大学业务の継続性を保つ安定的な法人运営を実现するため设置されたのが、総务担当常勤理事を座长とする経営対策协议会です。会议の名称など取るに足らないものですが、実态として、各部署や各キャンパスの连携が强まり、情报共有のスピードが上がりました。施设整备や物品调达、予算措置に対する意思决定も速くなり、それぞれの部署が所管する业务の推进力が格段に向上しました。その结果、4月の授业开始までに、学生が安心して通学できるキャンパスとして整えることができたのです。
——会议は窜辞辞尘を活用したオンラインで行われていますね。そういった意味でもこれまでにないスピード感があるように思います。
窜辞辞尘や罢别补尘蝉を活用することで、キャンパスをまたいだ意见交换や情报共有がスムーズになりました。元々この会议に参加し、対策に当たっている、総务、财务、管财、企画などの法人部署は、それぞれ所管する业务を遂行しています。そのため平时において、横串を入れた情报共有や业务连携は必ずしも求められてはいませんでした。

コロナの终焉が见えない2020年度始めは従来の体制で対応していましたが、2021年度の授业开始が视野に入り、さらに第3波が近付く中で、「学生の安全?安心を守りながら教育活动を継続したい」という教职员の思いが危机感を募らせ、体制を立て直したうえでの迅速な意思决定と机动力につながったのだと思います。
——対策を讲じてみてわかったことなどはありましたか?
カードリーダーでの入构管理では、読み込まれた件数を确认しています。その结果、学生は积极的に协力してくれていることが明らかになっています。コロナ対応が终わった后にも、何かしら活用できる方策があれば、継続することを検讨しても良いかと思います。
——现在、二次元コードは教室の入り口に贴りつけていますが、例えば各座席にあれば、授业の出席管理などにも活用できるかもしれませんね。
会议でもそういった话题が挙がったことがあります。他にもご父母からの、一人暮らしのお子さんの登校状况确认にも活用するなど考えられます。これらはコロナ対策とは别の観点になりますが、今回の诸対策を振り返る际には、讲じてきた対策の継続、利活用の観点で、今后の大学运営に生かせることを検讨していきたいと思います。
——4月末には3回目の紧急事态宣言が発出されました。
大学の活动制限レベル2に该当しますので、4月23日に本学の対応を大学ホームページに掲出しました。国や东京都などの动向を常に注视しながら、速やかな対応が行えるよう学内各部署间で连携して対応しています。
——最后に、学生やご父母の皆さまに一言お愿いいたします。
明治大学は学长を中心に、学生の教育活动を継続していくことを目指し、学生が安心して通学できるようさまざまな措置を讲じています。一方で、大学だけの取り组みでは、コロナ感染症の予防対策は十分ではありません。大学を离れた日常生活においても、一人ひとりが「感染しない?させない」の心がけをお愿いします。

【デジタルパンフレット】新型コロナウイルス対策~めいじろうとの6つのやくそく~



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