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林ひふみ『中国?台湾?香港映画のなかの日本』



『中国?台湾?香港映画のなかの日本』
林ひふみ着
四六判?上製?294ページ?本体2,000円+税
ISBN 978-4-906811-02-1
2012年4月刊行

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书评
「季刊明治」(2013年1月号)で绍介されました。
「図书新闻」(2012年9月8日号)で绍介されました。
「东方」(2012年8月号 30-32页)で绍介されました。
「日本と中国」(2012年7月5日 新刊中国関连书籍栏)で绍介されました。
「出版ニュース」(2012年6月中旬号)で绍介されました。
「読売新聞」東京支社版(2012年5月1日夕刊 3面)で紹介されました。

内容绍介

陈凯歌、张芸谋、侯孝贤、杨徳昌、王家卫‥…。中国、台湾、香港出身で、20世纪末の国际映画祭を席巻した监督たちは、いずれも戦后生まれながら、例外なく日中戦争のトラウマを作品に映し出していた。
そして21世紀。中国の馮小剛、台湾の魏徳聖が生み出した記録的大ヒット作のクライマックスシーンで日本語の歌が流れ、観客の心を癒した。 日本と中国語圏の近現代史を映画によって読み直す。
目次
プロローグ 中国语映画に响く日本语の歌

第一章 中国戦争映画の「日本鬼子(リーベングイズ)」  
『红いコーリャン』(一九八七年、张芸谋(チャンイーモウ)监督)  
『さらば、わが爱 覇王别姫』(一九九叁年、陈凯歌(チェンカイコー)监督)  
『鬼が来た!』(二〇〇〇年、姜文(チャンウェン)监督)  

第二章 台湾映画の日本家屋という亡霊  
『冬冬の夏休み』(一九八四年、侯孝贤(ホウシャオシエン)监督)  
『童年往事—时の流れ』(一九八五年、侯孝贤(ホウシャオシエン)监督)  
『牯岭街(クーリンチエ)少年杀人事件』(一九九一年、杨徳昌(エドワード?ヤン)监督)  
『多桑 父さん』(一九九四年、呉念真(ウーニエンジェン)監督)  

第三章 香港映画の「荒唐無稽」な日本
『风の辉く朝に』(一九八四年、梁普智(レオンポーチ)监督)  
『客途秋恨』(一九九〇年、许鞍华(アン?ホイ)监督)  
『恋する惑星』(一九九四年、王家卫(ウォンカーワァイ)监督)  

第四章 中国映画と高倉健
『単骑、千里を走る。』(二〇〇四年、张芸谋(チャンイーモウ)监督)
『狙った恋の落とし方。』(二〇〇八年、冯小刚(フォンシャオガン)监督)

第五章 台湾映画と「別れの手紙」
『ヤンヤン 夏の想い出』(二〇〇〇年、杨徳昌(エドワード?ヤン)监督)
『海角七号—君想う、国境の南』(二〇〇八年、魏徳圣(ウェイダーション)监督)

エピローグ 映画が癒す戦争のトラウマ                      
参考文献 
中国?台湾?香港映画邦题/原题対照表
中国?台湾?香港映画関係年表
索引                       

着者略歴

林ひふみ(はやし?ひふみ)
东京生まれ。早稲田大学政経学部卒。朝日新闻记者、亜州週刊(香港)特派员を経て、中文コラムニスト(笔名:新井一二叁)。2008年より明治大学理工学部准教授。
着书に『中国中毒』(叁修社)、『中国语はおもしろい』(讲谈社现代新书)、『独立、従一个人旅行开始』(上海訳文出版社)、『台湾為何教我哭(なぜ台湾は私を泣かせるのか)』(台北大田出版)などがある。