池田乔、垣内景子、合田正人、坂本邦畅、志野好伸着『いま、哲学が始まる。—明大文学部からの挑戦』
『いま、哲学が始まる。——明大文学部からの挑戦』
池田乔、垣内景子、合田正人、坂本邦畅、志野好伸着
四六判?上製?208ページ?本体2,400円+税
ISBN 978-4-906811-26-7
2018年5月刊行
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?『鲍笔』2018年10月号に、中岛隆博先生による书评が掲载されました。
?『明治大学広报』720号に书评が掲载されました。
?『図书新闻』2018年9月22日号に、着者の合田正人と志野好伸、および中岛隆博先生(东京大学教授)による鼎谈が掲载されました。
?『週刊読书人』2018年8月17日号にが掲载されました。
?『出版ニュース』2018年7月下旬号に书评が掲载されました。
?『週刊新潮』2018年7月5日号に绍介されました。
?『人間会議』2018年夏号に、取材記事が掲载されました。
哲学はあなたに问いかける。
明治大学文学部は、2018年4月に哲学専攻を新设した。人文系の学问が劣势に立たされるいま、稀有な事态であり、世界の哲学界からの注目が集まっている。しかし、いま、なぜ、哲学なのか? アジアにとって、哲学とは何なのか? 21世紀の思考を組み立てなおすことをめざし、理論と実践[プラクティス]が、西洋と東洋がクロスする新しい場から放たれた、座談会+論考+読書案内からなる〈知〉のスターティングガイド。
序章 哲学始めていいですか?
合田正人
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第1章 いま、なぜ、哲学か
合田正人、志野好伸、垣内景子、池田乔、坂本邦畅
哲学をめぐるいくつかの问い
哲学は谁にでもできるか
巨大な问いをときほぐす
哲学的な「深まり」とは何か
なぜ哲学者は他人の哲学の勉强ばかりしているのか
われわれはどんな言叶で考えているのか
明治大学にはなぜ哲学専攻がなかったのか
心理社会学科の中の哲学?
第2章 〈日本哲学〉の违和感を探る
志野好伸
1 日本に哲学なし
2 中国における哲学の変容
3 日本と中国の交错、そして世界へ
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第3章 「物の理を穷める」と「もののあはれをしる」
垣内景子
はじめに
1 朱子学の「格物穷理」
2 「理」とは何か?
3 「穷める」とは?
4 「理」の陥穽[おとしあな]
5 「格物穷理」の特殊性
6 本居宣长の「汉意=理」批判
7 「もののあはれをしる」
おわりに
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第4章 科学をつくる——ルネ?デカルトと机械としての自然
坂本邦畅
はじめに
1 人间か、机械か
2 ルールは绞りこめるか
3 自然法则と神
4 神なき戦略
おわりに
【読书案内】
第5章 虹の文法——スピノザの语学入门书から
合田正人
1/2/3/4/5
【読书案内】
第6章 自立と依存——哲学的考察の行方
池田乔
1 発想の転换
2 依存と自活
3 自活と自律
4 自律と相互依存
5 共依存——依存の集中と分散
6 相互依存と一方向的依存——依存の哲学のジレンマ
7 今后の课题——哲学的考察の行方
【読书案内】
1977年生まれ。明治大学文学部心理社会学科哲学専攻専任准教授。博士(文学)。东京大学大学院人文社会系研究科博士课程修了。着书に『存在と行為??ハイデガー『存在と时间』の解釈と展开』(创文社)ほか。
1963年生まれ。明治大学文学部心理社会学科哲学専攻専任教授。早稲田大学大学院文学研究科単位取得満期退学。博士(文学)。着书に『「心」と「理」をめぐる朱熹思想构造の研究』(汲古书院)、『朱子学入门』(ミネルヴァ书房)。
1957年生まれ。琉球大学専任讲师、东京都立大大学専任助教授を経て、现在明治大学文学部専任教授。西洋思想史、ユダヤ思想史専攻。着者に『入门ユダヤ思想』(ちくま新书)ほか。
1982年生まれ。明治大学文学部心理社会学科哲学専攻専任讲师。博士(学术)。东京大学大学院総合文化研究科博士课程満期退学。着书に Julius Caesar Scaliger, Renaissance Reformer of Aristotelianism (Brill).
1970年生まれ。明治大学文学部心理社会学科哲学専攻専任教授。博士(文学)。东京大学大学院人文社会系研究科博士课程修了。共着书に『キーワードで読む中国古典3 圣と狂??圣人?真人?狂者』(法政大学出版局)ほか。