ウクライナプロジェクト第4弾
ウクライナプロジェクト第4弾
海野素央ゼミナールでは、6月14日、「ウクライナプロジェクト」第4弾を実施しました。
第4弾では、政治経済学部を卒业し、现在国连开発计画(鲍狈顿笔)ウクライナ事务所(キーウ)で働く横井水穂氏に、オンラインでヒアリング调査を実施しました。质问项目は主として、ボロディミル?ゼレンスキー大统领のリーダーシップ及びウクライナ人との効果的な仕事の仕方に関するものでした。
以下で、ヒアリング调査の一部を绍介します。
Q1 ゼレンスキー大统领のリーダーシップをどのように分析しますか。
A1 ゼレンスキー大统领は活动的で、彼にはカリスマ性があります。また、诸外国から援助を得るのがとても上手です。今はウクライナは有事に置かれているので、ゼレンスキー大统领を中心に一致団结しています。しかし、戦争が终わると、ロシアという共通の敌を失うので、ウクライナ国内で争いが始まると思います。そこで、鲍狈顿笔ではその対策を模索しています。
Q2 ウクライナ人とのコミュニケーションの仕方について、特に注意を払っていることはありますか。
A2 まず、ウクライナ人を含めた多国籍チームで仕事をするとき、私は文化的背景の异なる相手の意见を倾聴することから始めています。次に、相手と考え方が异なっていれば、自分の意见を述べます。その上で、互いの妥协点を模索して合意形成を図ります。意见のすり合わせに时间とエネルギーを注ぎます。多国籍チームは、メンバーはチーム内に多様な意见があることは素晴らしいことであると考えます。一方、日本人のみの単一文化チームは、メンバーは自分の意见を主张することを恐れているように思います。私は、少数のアイデアでチームを运営するやり方が、多様なアイデアを重视するやり方よりも本当に优れているのか検讨する必要があると思います。
Q3 文化的背景が相违する人と仕事をする上での留意点を教えてください。
A3 文化的価値観の相违があることは理解していますが、それよりも个人の価値観を意识しています。「〇〇人だから」ではなく、「〇〇さんだから」と考えるようにしています。例えば、日本人は周りの人の意见に合わせる倾向がありますが、全ての日本人がそのような行动をとる訳ではありません。従って、文化的相违だけではなく、个人差にも注意してコミュニケーションをとるべきだと思います。
以上、ヒアリング调査の一部を绍介しました。
今回のヒアリング调査では、横井氏から多国籍チームの中で効果的なコミュニケーションをとり、生产性を高めていく方法を学习できました(萩原拓海)。