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商学部

明治大学町田ゼミ 日本税関発足150周年记念フォーラムの参加及び最优秀赏取得(2023年3月7日)

2023年03月25日
明治大学

写真1 フォーラム开催のパンフレット写真1 フォーラム开催のパンフレット

写真2 町田ゼミ参加者全员写真2 町田ゼミ参加者全员

写真3 「浓沼(リーダー)、野泽、高桥」チーム発表の様子写真3 「浓沼(リーダー)、野泽、高桥」チーム発表の様子

写真4 赏状写真4 赏状

写真5 受赏の様子その1写真5 受赏の様子その1

写真6 受赏の様子その2写真6 受赏の様子その2

写真7 新井チーム(新井リーダー)写真7 新井チーム(新井リーダー)

写真8 新井チーム(岩﨑)写真8 新井チーム(岩﨑)

写真9 施设の见学写真9 施设の见学

 昨年末に日本税関発足150周年を记念し、大学生を中心に「国际物流と贸易の未来を考えるフォーラム」の开催を知りました。日本税関は18721128日に発足して以来、我が国の贸易の健全な発展と安全な社会の実现に大きな役割を果たしてきました。そんな岛国の日本において必要不可欠な税関は、2022年で発足から150周年を迎えました。(写真1)


フォーラムは「日本経済を発展させ、日本国民の生活を豊かにする贸易とは何か」というテーマの元、参加する学生たちにテーマに関连した现下の课题への対応や将来像について提案を行うことが今回フォーラムの趣旨です。

我々は明治大学町田ゼミとしてフォーラムへの参加を决意し、準备を开始しました。ゼミ内で参加募集をしたところ、「浓沼(リーダー)、野泽、高桥、新井(リーダー)、岩﨑」の5名を二つチームで参加することになり、発表まで约3か月间、我々はzoomでチームごとの意见交换、先生や税関の方との打ち合わせを重ね、提案のブラッシュアップを行いました。(写真2)



 その际、これまでゼミで学んだ物流の知识をテーマに合わせ、他の参加者たちと异なる视点からアプローチすることに心をかけました。それに基づき、「浓沼(リーダー)、野泽、高桥」チームは「ICタグ活用による模倣品被害対策—偽物の国内流通を防ぐために—」という题の元、発表準备を进めてきました。

 近年模倣品の被害は年々増加しています。加えて现在模倣品は本物と见分けがつかないほどに高度化しており、令和3年度の偽ブランド品による被害额は全世界累计6755亿にも上ったようです。そこで今回我々は偽装品被害の中でも最も被害が深刻であるブランドバックに着眼し、水际で防ぐことを考えることとしました。

现状商业货物の输入时には、税関が必要とした场合にのみ手作业での开封作业と人の目による真贋鑑定が行われています。そのため(1)水际で见过ごされている模倣品がある(2)真贋鑑定の精度が低い(3)时间がかかる、という3つの课题があることに我々は着眼しました。

 この3つの课题を解决すべく、我々はICタグリーダーを税関に导入する案を提案しました。具体的な施策内容としては、ブランド品に製造段阶でICタグを导入し、税関での模倣品チェック时に活用するというものです。この场合税関ではリーダーを用いて検査を行います。结果真贋鑑定が容易に、高精度でかつ短时间で行えるようになると考えています。(写真3)



 フォーラムにてこの提案を行ったところ、当日6大学/専校で合计16チームの中、最优秀赏をいただくことができました。他チームの皆さまの高いレベルの発表内容に圧倒されていた中での受赏は非常にうれしく、惊きでした。(写真4~6)

 また、同じく町田ゼミでもう一つのチーム「新井(リーダー)、岩﨑」は大変ユニークな视点から、途上国の农业における厳しい现状を鑑み、日本向けに输出する意欲を持つ现地の农业従事者の输出促进を税関の立场でサポートする可能性を探ることをテーマに発表を行いました。従来から国连サミットで提唱されたSDGsやフェアートレードに高い関心を持ち二方が见出したアプローチです。(写真7、8)



なお、フォーラムでは発表の他に税関施设や物流施设の见学も行わせていただきました。1日を通じ、実践的な调査によって今まで意识したことのなかった“税関”について学びを深めることができたとともに、食料のほとんどを输入に頼っている日本において、関税局で働かれている皆様はまさしく“縁の下の力持ち”だと再认识することができました。(写真9)



 
3か月间の準备を通じ得た経験やいただいたアドバイス、フォーラム当日に知った知识などを胸に刻み、これからのゼミ活动に活かして迈进していきたいと考えております。

最后に、このような贵重な机会を设けてくださった税関局の皆さまをはじめ、审査员や见学先の方々に深く御礼申し上げます。  



(文责 町田ゼミ副ゼミ长 野泽美穂)