1月22日(金)に辻雄一郎准教授が, PwCアドバイザリー合同会社において主にM&Aの業務に携われている重入美穂様をお招きし,ゼミ生を対象にオンライン講演会「社会人の話を聞く」を実施しました。
今回は,「新卒で外资系コンサルティング会社を选んだ理由」,「就职活动のポイント」についてお话しいただき,最后に学生からの质问にもお答えいただきました。
◎新卒で外资系コンサルティング会社を选んだ理由
中学时代に中国で过ごした経験や,大学时代にアメリカへ留学した体験から,「世界の同世代」は学习に対する意识や社会を捉える思考力が高いことを知りました。
彼らに出会ったことで,外资系コンサルティングや外资系金融などの业界について知り、兴味を持ちました。
最终的には「若いうちから仕事の裁量があり,日本公司の海外进出の支援ができる、物事の背景?目的等をじっくりと考えるのが好きな自分の性分に合っていると思い」外资系コンサルティング会社に就职を决めました。
◎就职活动のポイント
新卒の约30%が1~2年以内に転职すると言う话を闻きます。これは「公司名」や「人気」から就职先を选ぶことが一因と考えています。
折角,就职するのであれば自分の価値観に合った公司を选ぶことが大切だと考えています。
私は,【若いうちから裁量があり,自分らしく努力を続けられる公司であること】を基準に会社を选びました。
また,就职活动の场では周りの学生に埋もれないようしっかりと自分の考えを伝えることを大切にしてきました。
◎质疑応答
-奥田- 日本公司の海外进出を支援したいと言う考えのもと,外资系公司を选択されたのはなぜでしょうか。
-重入- M&Aというのは日本の中でも比较的新しいサービスで、欧米系の公司の方がより当该领域においては成熟しており、大型かつ多くのディール机会に恵まれると考えました。
-高冈- M&Aの业务での成功経験や失败経験を教えてください。
-重入- 失败経験というよりは难しいなと感じた経験ですが,M&Aでは公司买収后に公司価値を上げるため,买収した公司が人件费の削减等を行おうとすることがあります。それは必ずしも创业者の思いとは一致せず、どの公司が最终的な买い手になるのか、価格だけでは决まらない事を肌で感じ时に难しさを覚えました。
また成功体験としては,自分の携わった案件が后日,新闻などで报道されると,充実感を覚えます。
-山内- 入社されて3年目ということですが,入社后どれくらいでM&Aなどの大きな仕事を任されるのでしょうか。
-重入- 入社後数ヶ月は基礎的なExcel/Power Point等を使いこなせるようになるための研修があります。この経験から配属後に10?15年目の上位者とチームを組み勉強しながら業務に当たりました。
参加した学生から,将来海外で働きたいと考えているので非常に参考になったとの感想がありました!