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情报コミュニケーション
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【情报コミュニケーション学部】2014年度ベトナム短期学生交流派遣プログラム実施報告

2014年10月24日
明治大学 情报コミュニケーション学部

出発出発

「ベトナムの歴史と文化」讲义「ベトナムの歴史と文化」讲义

ベトナム国家大学ハノイ外国语大学の讲堂前ベトナム国家大学ハノイ外国语大学の讲堂前

女性博物馆の入り口女性博物馆の入り口

共同邦訳作业の様子共同邦訳作业の様子

朝日新闻ハノイ支局朝日新闻ハノイ支局

朝日新闻ハノイ支局長と朝日新闻ハノイ支局長と

国际交流基金ハノイ事务所国际交流基金ハノイ事务所

国连开発计画ハノイ事务所国连开発计画ハノイ事务所

 情报コミュニケーション学部は、2014年9月2日から14日までの13日間、本学部設置科目「国際交流(ベトナム)」の一環としてベトナムにあるベトナム国家大学ハノイ外国語大学への短期派遣プログラムを実施しました。本プログラムは今年初めて実施するもので、これに先立って7月に行われた同大学からの受け入れプログラム()と连动しています。今回、20名の学生(1年生7名、2年生8名、3年生3名、4年生2名)が派遣プログラムに参加しました。受入れプログラムでのサポート、派遣プログラムへの参加、报告书の作成等を评価の対象とし、本学部生は「国际交流」科目(2単位)を修得することができます。
 本派遣プログラムの目的は、地球规模课题に関する教养を身につけ、多様で様々な水準による雑驳な言语环境で问题解决や共同作业を推进することができる人间力?行动力を养うことにあり、ベトナムの现代社会と文化を理解するために有意义な団体や活动现场での実习?见学に加え、を组み込んで実施しました。
 厂贰狈顿プログラムでは、日本人学生が派遣先の教育机関で行われている日本语の授业に参加し、教育の支援を行います。今回、事前研修を経て、派遣先の大学および付属高等学校で日本语の発音、会话、読解に関する授业の実施を通じて日越学生交流が活発に行われました。ベトナムの学生から汉字の成り立ち、「シ」?「ツ」の书き方の违い、クーラー?エアコン?暖房の违い、カタカナで表现できる英语等の説明を求められ、多くの学生は日本语を教えることの难しさを体験するとともに、日本语を使ってコミュニケーションがとれることの素晴らしさを実感することができました。
 もう1つ日越学生交流の柱となったのが、ハノイの女性博物馆にある展示物の説明文(ベトナム语?フランス语?英语)を、日越の学生が共同で邦訳を作成した作业です。博物馆の説明文はベトナム语しかないものもあり、英文であっても、ベトナムの歴史や文化を知らない日本人学生には伝わりにくい説明であるため、共同作业は非常に良い交流学习の场となりました。
 また、国际交流基金ハノイ事务所、朝日新闻ハノイ支局を訪問し、稲見和己交流基金所長、佐々木学ハノイ支局長より、海外で働くことや、日越関係やベトナム社会の現状について実体験を交えたお話しを伺うことができました。渡航前の事前学習では、東京メトロ?ハノイプロジェクトチームからハノイの公共交通と渋滞の現状について学習し、現地でその実情を実際に見聞することができました。また、ベトナム人からベトナムのインフラ整備に対する日本企業の活動を数多く紹介されました。短期間の滞在とはいえ、本学部生はハノイの大学生の日常を知ることで、公共交通、公衆衛生、情報インフラ等の様々な都市問題を実感し、日本企業がベトナムの開発経済に対して貢献できることは多いと感じる機会ともなりました。
 UNハウスを訪問し、国連開発計画のプログラム?オフィサーからベトナムにおけるミレニアム開発計画の現状について講義を受けました。本学部生は、Vietnam Millennium Development Goals Report 2012を読んだ上で参加しており、講義終了後、学生からは英語による質疑応答が約10件行われました。
 9月12日の修了式にて本学部生20名は修了书を授与され、受け入れプログラムに続く派遣プログラムも无事终了しました。次年度もベトナムとの受け入れおよび派遣プログラムとも実施する予定です。

2014年度ベトナム短期学生交流派遣プログラムスケジュール(一部绍介)
9月2日(火) ベトナムへ出発
9月3日(水) オリエンテーション、市内視察
9月4日(木) 国立歴史博物館、女性博物館、ベトナム学生との共同翻訳作業
9月5日(金) ベトナム語講義(文化紹介)、民族博物館
9月6日(土) ハロン湾観光
9月7日(日) ハロン湾観光
9月8日(月) ベトナム語講義(買い物、挨拶の表現)、日本語講義参加
9月9日(火) 国際交流基金およびUNハウス訪問、市内視察
9月10日(水) 日本語授業実践(付属高校の1~2年生向け)
9月11日(木) 市内視察、日本語授業実践(大学)
9月12日(金) SEND発表討論?講評、修了式
9月13日(土) 自由行動
9月14日(日) 帰国

参加学生の感想
●博物馆の见学や、国际交流基金などの公司、団体を访问する机会によって、実际に自分の目で见て耳で闻いて、ベトナムや日越関係について知ることができた。特にベトナム人の生徒と8月革命と女性について翻訳したことで现地の人の意识も知ることができました。ベトナムの生徒との交流や、授业で「日本」についてもう一度见直す机会になったと共に、亲日意识に触れることができて良かったです。(1年生)
●渡航前から関心を寄せていた国连开発计画(鲍狈顿笔)によるミレニアム开発目标(惭顿骋蝉)についてより理解を深めることができました。実际の担当者からお话しを伺える机会があったため、自ら质问することができました。また、社会主义体制をとる国を访れたのは初めてであったために、労働に対する意识や言论の自由など兴味深い点をいくつも见ることができました。(2年生)
●日本语の授业では教えることの难しさを痛感し、またベトナムの学生との翻訳作业ではベトナム语?日本语?英语という3カ国语の中で、同じ文章でもかなり表现の违いがあることを知りました。表记の违いは人がどのようにとらえ、どのように理解するのかを影响するために、普段自分が接する文章も鵜呑みにしてはいけないとリテラシー能力を意识させられた経験でした。(2年生)
●実际に现地に行くことで、现在のベトナムを肌で感じることができました。例えば、多くのバイクが走っている道路の空気の悪さだったり、日本と违いすぐ鸣らされるクラクションのうるささだったり、道端のお店から漂うよく分からない臭いだったりです。自分が行くことでしか感じられない経験をすることができました。また、现地の学生との交流の机会も多く、お互いの文化について话したり一绪に出掛けたり、とても有意义な时间を过ごすことができました。(3年生)

鲍狈ハウス访问时の讲义の模様