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震灾等復兴活动

福岛県新地町で行われた「あんこ地蔵供养祭」に、ボランティアとして学生が参加

2016年09月16日
明治大学 震灾復兴支援センター

あんこ饼の作成の手伝いあんこ饼の作成の手伝い

お地蔵さんの口元にあんこを涂る地元の方々お地蔵さんの口元にあんこを涂る地元の方々

 本学の学生が、8月21日(日)に福岛県新地町で开催された「あんこ地蔵供养祭」にボランティアとして、準备から参加しました。そのことについて参加した学生から、寄稿がありましたのでご绍介いたします。
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 今回、私たちは8月21日に福岛県新地町で行われた「あんこ地蔵供养祭」に参加した。このお祭りは昔、新地町にあんこが好物なお坊さん家山和尚がいたことに、起源があり、家山和尚の命日に和尚を祀るために建てられたお地蔵さんにあんこをお供えするという催しである。しかし、ただあんこをお供えするだけではない、お地蔵さんの口元にあんこを涂りたくることでお供えするというユニークな方法をとる。今回は、実际に涂っている様子を见学させてもらい、地域の人のあたたかい信仰心に触れることができた。

 现在では、日中はあんこ饼の贩売、夕方からは盆踊り大会を行い、1日がかりのお祭りとなっており、私たちはあんこ饼の作成と盆踊りの両方に参加させていただいた。あんこ饼の作成では、地域の方と一绪に汗を流すことで、交流ができた。その中で、印象に残っている言叶として、「この町は时间がゆっくり流れている」というものがある。都会にいると忘れてしまうものを一つ一つ大切にできるのだという。确かに新地町にいると私たちも穏やかな気持ちになれる。これはきっと私たちを引き寄せる新地町の魅力の一つなのであろう。

 新地町では、今年の12月に常磐线が开通する。交通アクセスが復旧することで、きっと復兴を大きくおし进めることとなるだろう。私たちができることは小さいことかもしれないが、これからも継続的に復兴をお手伝いしていきたい。

 最后になりますが、暖かく受け入れてくれた新地町のみなさま、ありがとうございました。
理工学部2年 石川 智也