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震灾等復兴活动

福島県 新地町図书馆でのボランティア活動を終えて

2016年10月03日
明治大学 震灾復兴支援センター

学生が作成した本の绍介カード①学生が作成した本の绍介カード①

学生が作成した本の绍介カード②学生が作成した本の绍介カード②

 本学の司書課程受講生の学生が、9月6日(火)から9日(金)に福島県の新地町図书馆でボランティア活動を行いました。そのことについて参加した学生から、寄稿がありましたのでご紹介いたします。
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 9月6日から9日まで、福岛県相马郡新地町にある新地町図书馆で、ボランティアをさせていただいた。
 今回の活動では、私たちが自主的に考える仕事をたくさん任せていただいた。そのうちの一つが、私たち明大生が考えた、子ども向けのクイズ企画である。クイズの内容に関しては、答えを知らなくとも図书馆の資料を利用すれば答えられるというものにしたが、子どもたちにとって、本の中から知りたい情報を見つけ出すことは、私たちが想像していた以上に難しかったらしく、もう少し子どもたちにわかりやすい問題を用意しておくべきだったと思った。反省点がたくさんあったが、思ったよりも多くの人にクイズに参加してもらえてよかったと感じた。

 また、「明大生おすすめの一册」のポップ(本の绍介カード)づくり?展示の準备と、闭架书库展の选书も一から私たちに任せられた仕事だった。おすすめ本のポップ作りでは、いかに利用者の方に「読んでみたい」と思っていただけるかを考え、言叶にも工夫を凝らした。また、闭架书库にある本を选んで展示する闭架书库展については、闭架书库に眠っている本をアピールする良い机会を作っていると感じた。
 また、その他の作业では、书誌データの入力作业が一番大変で、特に本の内容を简洁な文章にして打ち込む作业が、一番时间がかかった。多くの利用者の方に、ぱっと见てすぐに内容を理解してもらえるような文章になるよう工夫した。

 今回の活動を通じて印象に残ったのは、この図书馆では地元の資料や被災時の資料を残すことを非常に大切にしているということだった。新地町図书馆を訪れる前は、蔵書数が少なく、ずいぶん規模の小さい図书馆だというイメージしかなかったが、実際に図书馆に来てみると、その少ない収容数の中でもそのような資料は必ず残しておくという司書の方の姿勢を感じた。特に被災時の資料を収集していることに関しては、後々にしっかりと震災のことを伝えていくために、という図书馆の職員の方々の強い思いや使命感が伝わってきた。図书馆司書としての大事なあり方を教えていただいたように思う。
文学部史学地理学科 4年 
小原 遥