演奏会の様子①
演奏会の様子②
校友会熊本県支部と明大マンドリン倶楽部は、3月5日に上益城郡益城町、7日には阿苏市において、熊本地震被灾地の住民を中心とした被灾者の方々を招待して、无料での特别演奏会を、それぞれ、益城町文化会馆(聴众约400名)及び阿苏体育馆(聴众约1,000名)で开催した。この特别演奏会は、マンドリン倶楽部の部员が、被灾地の方々を自分たちの演奏で激励したいという热い思いと、校友会熊本県支部からの「明大ならではの復兴支援策を」という要请から実现したもので、例年九州で开催されている同倶楽部定期演奏会の合间を缝って、被灾地の復兴支援策の一环として组み入れられたものである。
この特別演奏会には、明治大学としても、社会连携机构及び震災復興支援センターが協賛したほか、この趣旨に賛同する熊本県の校友及び同県人会(明熊会)の学生らによる多くの支援の下で開催された。
7日には、午前中にマンドリン倶楽部の部员が被灾地をバスで见学した后、阿苏市立一の宫小学校?中学校の生徒约460名を対象とした慰问コンサートを同校で开催した。
夕刻からの特别公演では、开场时间の午后6时直前に予想外の降雪に见舞われたものの、多くの阿苏市民の方々が入场待ちをするほどの盛况ぶりであった。
公演内容は、叁部构成で编成され、「第一部 マンドリンで奏でる日本の心」、「第叁部 世界の音楽祭」と铭打ち、创立者の古贺政男氏の精神と古贺メロディーを95年に亘り受け継いだ、学生音楽会でもトップレベルの演奏技术と幅広いレパートリーをもつ同倶楽部が演奏し、第二部では、东日本大震灾や熊本地震での被灾者支援を行っている歌手の八神纯子さんが特别出演し、「みずいろの雨」を始めとする往年のヒット曲を披露し、馆内の聴众を沸かせていた。
公演终了后、来场者である阿苏市民の方から、「マンドリンの音色を通して、明大生の热い気持ちに直に触れることができ、本当に元気をもらいました。また、明日から‘がまだせ熊本‘の気持ちでがんばりたい」との感想を闻くことができた。
熊本地震発生から、早一年近くの时间が経过しているが、益城町や阿苏市を始めとした被灾地では、道路寸断や桥脚崩落により、未だに復兴の途中で成果が见えていない箇所も残存するが、今回の同倶楽部の特别演奏会によって、被灾地の方々の心には、少しでも勇気や希望を伝えることができたのではないかと思う。
震灾復兴支援センターとしても、引き続き、被灾地からの要望に応じ、明熊会の学生を中心とした支援活动を継続していく。