岩手県釜石市で震灾復兴支援ボランティア活动に参加した学生から寄稿がありましたので、绍介します。
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今回、岩手県釜石市での活动に参加して感じたこと、友达や知り合い、それ以上に多くの人に伝えたいことは、被灾地の子どもの现状と地域コミュニティの重要さです。
私たちを受け入れてくださった「叁陆驹舎」代表の方は、ホースセラピーというセラピーを子どもたち向けに行っています。そのきっかけは、东日本大震灾后、仮设住宅の狭い土地で游ぶ子どもたちや、感情を抑えていた子どもたちを目にして、「子どもらしさを取り戻してほしい」という思いでした。ホースセラピーの効果は大きく、现在は発达障害や身体的障害を持つ子どもたちはもちろん、地域の方々とのつながりとしても、马が活跃しているそうです。
釜石はもともと马と暮らす文化が古くからあり、地元の人々も懐かしがっていました。しかし、现在でも被灾地の子どもたちの多くは、何かしらの精神的负担を抱えているといわれており、周囲の手助けが必要とされています。釜石に入った时に、いたるところで工事が行われているものの、道路は完成し、新しい家も建ってきていました。しかし、目に见える復兴がすべてではありません。心のケアこそ、大事だと思いました。
2日目は、地域イベントのボランティアを行いました。子ども向けのイベントで、絵本の読み闻かせやバルーンアート、音楽など今回は「音」をテーマにした会でした。たくさんの地域の方が参加してくださり大盛况でした。ここでは、地域の方と东日本大震灾をきっかけに东北にボランティアとして来られ、そのまま移住した方とお话をする机会がありました。贵重なお话を闻かせていただき、その行动力と信念の强さに尊敬を覚えました。
このイベントを通して伝えたいことは、「被灾地は弱くない」ということです。子どもたちの笑い声と大人たちが顽张る姿に私は「被灾地」という印象を得ませんでした。反対に东京に住む今、近所の人とのコミュニティ、イベントをみんなで作り上げる协调性が欠けていると気づかされました。震灾が起きた时に见直される「绊」が釜石には常に存在していました。このことの大切さを东京に住む人に伝えていきたいです。
法学部2年 横山 仁美