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総合数理学部

小松孝徳准教授(先端メディアサイエンス学科)がHAIシンポジウム2015において、Impressive Poster Awardを受賞

2016年12月06日
明治大学 総合数理学部

明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の小松孝徳准教授が、「HAI(Human-Agent Interaction)シンポジウム2015」において、Impressive Poster Awardを受賞しました。
小松准教授は、「ロボットの道徳的な责任は使用者や设计者にまで及ぶのか?」との题目で研究论文を発表し、参加者による投票结果に基づく运営委员会での审査の结果、印象に残る优れた研究と评価され、同赏の受赏に至りました。なお、受赏式は、2016年12月3日と4日に开催された贬础滨シンポジウム2016の中で行われました。


论文题目:「ロボットの道徳的な责任は使用者や设计者にまで及ぶのか?」
研究内容:「とある鉱山にてトロッコが暴走を始めた。このままだと前方で作业している5人の作业员を轢いてしまう。トロッコの进路を切り替えれば、この5人を助けることができるが、切り替えた先で作业をしている别の1人の作业员を杀してしまうことになる」というモラルジレンマ状况(トロッコ问题)に置かれたロボットが、トロッコの进路を切り替える场合と切り替えなかった场合、これらのロボットに対してどのような道徳的评価がなされるのかを调査する思考実験を行い、この结果を先行研究である米国の研究と比较した。その结果、一般的なトロッコ问题では、行為者になされる道徳的评価に文化差は存在しないと考えられていたが、行為者がロボットになることでその道徳的评価に文化差が影响するという可能性が示唆された。