総合数理学部先端メディアサイエンス学科の宮下芳明教授、および青木秀憲(無所属)による研究、「Ha & Fu : スマートフォンに息を吹きかけるポインティングインタフェース」が、2021年12月8-10日に行われた第29回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2021)において対話発表賞を受賞しました。この賞は、学会参加者の投票によって優秀な発表であると選ばれたデモ?ポスター発表に対して授与される賞です。
本稿ではスマートフォンに息を「はぁー」と吹きかけて曇らせたり、「ふぅー」と吹きかけてタップしたりといったインタラクションを、フロントカメラのフェイストラッキングのみで実现したものです。「はぁー」「ふぅー」の识别にはそれぞれ下顎の开き具合と唇の伸缩具合のパラメータを利用し、颜の位置と方向によってポインティングも可能にしています。