2016年12月10日、明治大学中野キャンパスにて、「第4回なかの多文化共生フォーラム」が、国际日本学部の山脇ゼミナール主催により開催されました。協力団体は中野区、中野区国際交流協会、中野区観光協会で、中野区の行政や地域の方々を中心にゼミ生も含めると50名近い参加者となりました。中野区からは田中大輔区長と石井大輔副参事にご参加いただきました。
まず第1部では、留学生と中野区长の恳谈会(6月)、韩国视察旅行(8月)、大学生による多文化共生プレゼン大会(11月)、中野区の住宅问题に関する调査研究といった、山脇ゼミの2016年度の活动を绍介するプレゼンテーションを行い、田中区长から讲评をいただきました。
第2部では、「中野区の多文化共生を考える-住宅问题の解决に向けて」をテーマに、石井副参事に中野区のグローバル戦略についてご报告いただいた后、ワークショップを行いました。このワークショップはフォーラムの参加者が4、5人ごとにグループに分かれ、その中でロールプレイを行うというものです。话し合う内容としては、中野区在住の外国人と日本人の间におけるゴミの分别问题がテーマで、グループ内で家を贷す日本人管理人サイドと来日したばかりの外国人住民サイドに分かれ、どのようにしたら双方が纳得する形でゴミ分别问题を解决できるかについて话し合いが行われました。
実际に自分自身を管理人または外国人の立场に置いてみることで、ゴミの分别问题だけでなく多文化共生の地域づくりについて、より真剣に考えることのできる场となりました。参加者の方からも「自分自身の身近な问题として、住宅问题を考えることができた」「グループワークをやることで双方の立场が理解でき、非常に有意义な时间になった」といった感想をいただきました。区长からは、「不动产会社への调査等、课题解决に対する积极的な取り组みがとても良い」との讲评をいただきました。
「なかの多文化共生フォーラム」は今年で4回目ということもあり、初めて参加型企画としてワークショップを行いました。普段あまり関わらない人たちとの间に活発な话し合いの场を设けられたことに意义を感じました。来年度も引き継いでいきたいです。
(国际日本学部3年 土田都)