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国际日本学部

山脇ゼミが长野県でフィールドワークを行いました

2020年01月09日
明治大学 中野教务事务室

山脇ゼミ(3年15人と4年5人)が、2019年12月26日と27日に、长野県上田市と长野市でフィールドワークを行いました。

初日は、上田市で行われた「外国人集住都市会议うえだ2019」に参加しました。外国人集住都市会议とは、南米日系人を中心とする外国人住民が多数居住する自治体の関係者と関係省庁が集まり、多文化共生の课题について讨议する会议です。当日は全国から400人近い参加者が集まり、豊田市、铃鹿市、上田市、饭田市、浜松市の市长が地域の课题をプレゼンし、国への要望を述べ、それに対して、法务省、文科省、厚労省、経产省、総务省の担当课长等が回答しました。

2日目午前には、上田市の多文化共生の取り组みについて、上田市まちづくり推进部人権男女共生课の佐藤课长からお话を伺いました。上田市は、长野県において住民の外国人比率が最も高いです。外国人と一绪にまちをつくり上げていく上で、异なる言语や文化を受け入れる気持ちを地域社会が持つことの重要性を伺いました。

午後は、長野県の多文化共生相談センターを訪問し、県庁国際課の増尾さんと、センター長の春原さんにお話を伺いました。長野県に在住する外国人に対する一元的相谈窓口であるセンターのお話を中心に、センターの電話窓口では外国人住民の約97%をカバーする15言語を扱っていることや、不就学の子どもたちに対する長野県の取り組みを伺いました。

2日间を通して、外国人が多く居住する自治体の取り组みを伺いました。そのような自治体は、今后さらに増えていく外国人の课题(子どもの不就学、日本语サポーターの确保、母语と日本语习得の関係等)
が重要であると捉えています。しかし、资金や人材の现実的な问题により、课题を解决するための施策はまだ十分に行われていないところが多かったです。

私たち若者にできることは、大きい规模ではすぐには実行できないパイロット?プロジェクトを、ゼミを通してやりきることだと感じました。私たちが活动する场所は中野区ですが、中野区での取り组みをインパクトの大きいものにして、多くの自治体とつながっていきたいと思います。
(国际日本学部4年 熊坂飛南乃)