2025年度春学期に、「やさしい日本语」をテーマにした国际日本学実践科目(担当:山脇启造教授)が実施され、1年から3年まであわせて15人の学生が受讲しました。やさしい日本语とは、外国人住民など日本语を母语としない人に配虑して、语汇や文法、构文などを工夫した、わかりやすい日本语のことを指します。
今回の授业にあたって、一般社団法人やさしい日本语普及连络会の吉开章代表理事に全面的にご协力をいただきました。全14回の授业のうち、前半はやさしい日本语の基本的な讲义が山脇教授や吉开氏によって行われ、教育やメディア、防灾など様々な现场でやさしい日本语を活用している方をゲストに招いた后、后半は学生たちが4つのグループに分かれ、それぞれやさしい日本语を活用するプロジェクトを起ち上げ、グループごとに準备を重ね、そのプロジェクトを実施しました。
そして、最终回の授业で各グループは実践报告を行いました。そのテーマは、明大生独特の用语のやさしい日本语での解説、国际交流イベントにおけるやさしい日本语の活用、中野ブロードウエイにあるおすすめ店舗のやさしい日本语での绍介、防灾情报の発信におけるやさしい日本语の活用でした。
やさしい日本语は、2020年に政府が「在留支援のためのやさしい日本语ガイドライン」を策定して以来、全国各地の自治体などに広がりつつありますが、正规の大学の授业として一学期を通して実施されたのは、全国初のことと思われます。