ピニロスマツダ,デレク 碍. PINILLOS MATSUDA DEREK K.
职格 |
特任准教授 |
学位 |
博士(教育学) |
最终学歴 |
上智大学大学院総合人间科学研究科教育学専攻 博士后期课程修了 |
研究业绩等 |
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専攻分野(研究分野) |
国际教育、多文化教育、异文化间教育 |
(1)「移动する人々」のアイデンティティ変容
(2)高等教育机関においてソフトスキルを如何に习得しうるのか
国际教育、海外留学、ソフトスキル、ハイブリッド?アイデンティティ、ルーツからルートへ
○国际教育交流论
国际教育とは、国家の枠组みを超えた国际理解、国际协力、そして国际平和の実现に向けて、子なる社会的制度や政治的制度を有する国や人々が互いにより良い関係を筑くための精神を育むことを目的としている。国际教育のこのような理念の実现に向けて大学を中心とする高等教育机関が行う取り组みを国际高等教育としている。本授业では、このような国际高等教育の枠组みの中で、学习者の交流を伴う海外留学に限定せずに、多様な交流の国际教育の形について学ぶ。なお、本授业はメディア授业科目として実施するが、オンラインで受讲者同士がコミュニケーションを図りながら、协働的な学びが得られるように工夫している。
○海外留学入门
本授业では、本学部で留学を予定している学生、あるいはこれから留学を考えたい学生に対して、留学に备えるための情报を提供し、留学希望者の支援を行う。本授业では、留学に行くまでを4段阶に分け、それぞれの段阶において必要とされる準备について考えていく。4段阶とは、具体的に①留学プログラムの选定、②留学プログラムの申请、③留学プログラムへの参加準备、④留学プログラム参加への留意点とする。最后には、グループ别に留学プログラム参加のためのロードマップを作成し、発表する。
私は子どもの頃に南米ペルーから日本にやってきました。日本語を第二言語として学び、日本文化を深く知る努力をしてきました。今もまだまだ勉強中ですが、観光や短期間だけでは気づことのできない日本の良いところをたくさん知っています。留学とはまた異なる視点ではありますが、留学でも十分に他の国の良さや考え方について学ぶことができると考えています。私が国际日本学部で担当する授業では、「国際教育」についてマクロな視点からミクロな視点、そしてその中間にある学びについて皆さんと一緒に学んでいきたいと考えています。
高校まではさまざまな学問について学び、その学びについて如何にその知識を身につけることができたのかを試験などを通して確認をしていきますが、大学では皆さんが持つ知識と新たに学ぶ知識を融合させて、新しい価値や知識を生み出していき、発表やレポートを通して皆さんの学びを確認していきます。物事をクリティカルに捉え、今ある「当たり前」を問い直す訓練をしていってほしいと考えています。そして、私は皆さんが持っている目標に向かえるようにサポート、ファシリテーションをする存在だと考えています。目標が明確でない学生の皆さんには、その目標を見つけるお手伝いができればと考えています。明治大学国际日本学部、そして私の担当する授業でお待ちしております。
「米国における日系ラテンアメリカ人の教育戦略—日系ペルー人の強制収容後の米国社会への適応の経験から— 」『イベロアメリカ研究 』45 (87), 71-94(イベロアメリカ研究所, 2024)