农学部农学科動物生産学研究室4年生の平松萌さんと若月雅博さんが、米国ケンタッキー州ルイベル市で、7月14日から17日に開催された米国畜産学会2021年 (ASAS2021) において、オンラインで参加し、ポスター発表の結果(英語での口頭録音発表付き)、学部学生優秀研究賞ポスター部門の2位と3位に入賞しました。1位は米国のバージニア工科大学の学生で、牛の研究でした。学部学生優秀研究賞ポスター部門は、3位までが表彰され、賞金も出る賞となります。なお、米国畜産学会は欧州連合畜産学会と並ぶ、世界のアニマルサイエンスにおけるトップ2学会の1つです。本受賞は本学では初となり、日本国内の大学においても快挙となります。平松萌さん、若月雅博さんがコロナ禍においても地道に努力を重ねた結果、今回の入賞に繋がりました。
受赏研究の着者、タイトル及び内容は以下のとおりです。
?平松萌さん
タイトル:「Herd size associated with sow lifetime performance in Spanish breeding herds」
研究内容:母豚数で表される农场サイズと母豚の生涯成绩の関连性を明らかにし、农场の饲养管理の重要性を示しました。
?若月雅博さん
タイトル:「Farrowing age is a predictor of sow lifetime performance」
研究内容:母豚の分娩日齢は生涯繁殖成绩の予测因子になるということを示し、分娩日齢が早い母豚を育成する管理の重要性を示しました。
なお、両研究とも、グローバルベンチマーキングの一环として、国际共同研究先から提供されたスペイン155农场からの100万分娩记録のビッグデータを使用しました。养豚はグローバルな产业であるため世界各国の异なる生产システムや生产因子を分析し、その违いから学んだ知识を日本の生产农场への指导に活用しようとしています。
参考鲍搁尝: