国际日本学部山脇ゼミ(3年10人、4年5人)が、2018年11月5日から6日にかけて、愛知県名古屋市で多文化共生に関するフィールドワークを実施しました。
初日は爱知県多文化共生推进室、名古屋市国际交流课、同市中区(住民の1割が外国人)の地域力推進室、そして宿泊先でもある九番団地を訪問しました。県、市、区の担当者からは、多文化共生の取り組みや今後の課題について伺いました。
九番団地は愛知県内でも最も外国人住民が多い団地の一つです。団地の集会所には住民の交流の場であり、子どもの学習支援教室を開いているまなびや@碍驰鲍叠础狈があります。代表の川口祐有子さんにまなびや設立の経緯などのお話を伺いました。
2日目はまず名古屋入国管理局を訪問し、新たな在留資格の創設についてお話を伺い、局内の見学をしました。その後名古屋国际センター(通称NIC)を訪れ、多文化共生に向けた取り組みについて伺い、センター内の情报サービスコーナーや図书馆の見学をしました。
様々な多文化共生の取り组みを行っている団体のお话を闻くなかで、県と市そして狈笔翱全体で多文化共生を推进しているという印象を持ちました。取り组みの多くが外国人住民への支援を一方的に行うだけでなく、日本人住民の意识に働きかけるものや日本人と外国人の関係づくりを进めるものであり、そのような考え方が多文化共生には大切なのだと感じました。
(国际日本学部3年 越田美波)