金ゼミの3年生は昨年12月下旬、ゼミ活动の一环として韩国ソウルにある高丽大学を访问し、现地の学生と日韩関係や両国社会の违いについて意见交换をしました。
今回の交流は、まず金ゼミ生3チームによるプレゼンテーション、続いてディスカッションタイムとして韩国の学生から意见や感想を顶くという构成で进行しました。
プレゼン内容は、1.経済チームより「日中韩の决済手段比较」「搁颁贰笔とアジア地域の贸易政策」、2.社会チームより「日韩就活文化の比较」「日韩女性の社会的地位比较」「ヘイトスピーチ」、3.歴史チームより「日韩歴史问题—従军慰安妇问题と未来志向の日韩関係に向けて」といった流れで、日韩やアジア地域に関する広范なテーマを取り扱いました。
この日に至るまで、ゼミの时间を有効に活用し、膨大な量の文献やニュース记事を彻底的に読み込みました。また都内で行われたヘイトスピーチや慰安妇ミュージアムの见学など、自ら足を运びながら主体的に準备を进めて来ました。当日の交流では金ゼミ3年生全员でその成果を存分に発挥することができました。
高丽大学の学生からは「隣り合う国同士なのに大きな违いがあることに惊いた」「韩国における歴史问题の认识は违う部分もある」「搁颁贰笔についてはあまり知らなかったが将来的に実现したら面白いと思う」など多くの意见を顶きました。また高丽大学の教授からもご好评を顶くことができました。ゼミ生としてもとても満足のいく内容と手ごたえでした。
そしてアカデミックな交流后は食事会を开催し、美味しい韩国料理をいただきました。その场では韩国の学生生活の过ごし方や徴兵制、若者が考える北朝鲜との関係など韩国の学生の本音に耳を倾けました。そして歴史问题や教育に関しても日韩関係の未来を考えるうえで多くの実りとヒントがありました。
また、ソウル滞在中の别日には、朝鲜半岛南北境界线付近に広がる非武装地帯(顿惭窜)を访れました。朝鲜戦争の舞台そして休戦状态の今日まで紧张状态が60年以上も続く现场を目撃し、また国境付近の「都罗展望台」から北朝鲜を望むことができました。南北分断の歴史と统一への强い愿いを感じ取った顿惭窜访问でした。これは国际政治経済、特にアジア地域情势を研究している金ゼミにとって大変贵重な経験です。
韩国远征を终えて、韩国の学生と政治や経済に関して深く交流できたことは大変贵重なことです。渡航前は近年の不安定な日韩関係の影响を不安に思っていましたが、実际には韩国の学生をはじめ、多くの韩国人のやさしさと温かさを感じることができました。この韩国远征で得た多くの学びを活かして、今后もゼミ活动に励んでいきます。
井上大诚(3年?金ゼミ长)